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【龍が如く8】ポジ感想①2024年のターン制バトル【喰う寝るゲーム】

 さて、今回から何回かに分けて、2024年1月26日発売「龍が如く8」の感想を、ネタバレ無しで書いていきます。
 全体の感想としては……めちゃめちゃ面白い!「古き良き」ターン制RPGをここまで面白くできるのか、と驚きました。ミニゲームや(バカバカしい)サブクエも豊富。寄り道が楽しくていつまで経ってもメインストーリーが進まない現象は、今回も健在です。

 それでは第1回の今回は「バトルシステム」の面白さについて!

■「龍が如く」にしかできないターン制バトル

 「龍が如く」は、シリーズ1~6までずっと、主人公の桐生一馬がヤクザを殴ったりドスで刺したりして気持ち良くなれるアクションゲームでした。が、7から主人公が変わり、ゲームシステムがRPGに一新。発売直後こそ賛否両論だったものの、テンポの良いターン制バトル・くだらなくも楽しい必殺技やジョブ・召喚獣(デリヘル)などもあり、ストーリーの面白さも相まって7は「如く」シリーズでもトップクラスの人気作となりました。

https://www.youtube.com/watch?v=IF4fsA5K7xo
からいただいた、龍が如く7の戦闘画面。

 で、8のバトルシステムはと言うと……7と同じターン制バトルなのですが、「キャラクターの立ち位置が動かせる」ようになりました!

地面にうっすらと広がる輪っかが行動できる範囲。
それにしてもなんか色味が紫だなぁ。。。

 なんだ、それだけか、と思うかもしれませんが(というかプレイまで俺もそう思ってた)、実はこれだけでバトルの面白さが大きく変わりました。
 というのも、「どこから攻撃するか」を考えることで、戦闘のスムーズさ、効率性が段違いに良くなるんです。
 例えば……

  • 自転車の近くに行って、自転車でぶん殴って大ダメージ

  • 相手の背後に回ってバックアタック

  • 仲間の方向に吹き飛ばして挟撃

  • 仲間の近くで攻撃して連携攻撃・MPも回復

  • この必殺技は一直線に判定があるから、複数の敵がキレイに並ぶ位置に異動しよう

 というように、どこから攻撃しようかを考えるのが凄く楽しいんですね!
 ターン制RPGは、相手を倒せるかどうか、に加え、最短手数で倒すにはどうしたらいいかを考えるのが醍醐味、だと思うんですよね。パズルゲームにも近い面白さがあります。
 龍が如く8のバトルは、そういった面白さがあります。しかも、凶器(自転車や看板)が落ちてる場所とか戦闘エリアの大きさ、形などが工夫されているので、最後まで飽きずに楽しめました。
 なんか、アークザラッドのような、マス目によって行動・攻撃するRPGの進化系のようにも感じました。

https://www.youtube.com/watch?v=dYmAtfHGfD4

 このような「戦闘エリアを考えるRPG」をリアルな描写で成立させるには、けっこうしっかりした物理演算処理ができるようにしておかないとおかしな挙動をしてしまいそうな気がしますが、推測ですが龍が如くが元々(最新作の7外伝でも)アクションゲームとして作っていたことが大きかったんじゃないかなぁ、なんて思います。予想ですけど。
 すごいなぁ。古き良きターン制RPGが、2024年にここまで面白く遊べるなんて感動です。かつてのRPGが好きだった人には、自信をもっておススメできる戦闘システムです。

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 ポジ感想①はここまで!
 明日はポジ感想②「属性攻撃」の話を
 手短に書いていこうと思います。よろしければぜひ!

 ↓次回はこちら!↓


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