【喰う寝るゲーム】クリア後感想!ネタバレ無し!【FF16】
6月22日、ファイナルファンタジーシリーズの最新ナンバリングタイトルが発売され、早1ヶ月。
ようやく、ようやく!エンディングを迎えました!
いやー!面白い!面白かった。プレイしてよかった。
この1ヶ月。プレイ時間は90時間。かの地ヴァリスゼアに夢中で(平日はメトロシティ、いわゆるSF6に行ったりしていましたがw)、久々に人間らしい生活を捨てて(!?)、ゲームにのめり込みました。人間らしい生活を捨てる価値はありましたね(笑)
noteに記事を上げる事すら、していませんでした。ということでここで、FF16の感想記事を、ガツっと書いていこうと思います。この記事についてはネタバレ無し!否定的な記載も無し!ドミナントからベアラーまで、どなた様も遠慮なくお越しください。
ちなみに……ネタバレ有りの記事はこちら!
それでは……日本一のRPGブランド、ファイナルファンタジーの7年ぶり最新タイトルの感想、行ってみよう!
■ゴージャスで美しい映像!
「ファイナルファンタジーとはなんぞや」という、ゲーマーなら一度は考えたことがある命題。
人それぞれの答えがあると思いますが……FF7以降にファンになった人にとっては「映像がキレイなゲーム!」と言うのがあると思います。かつてスクエニの開発チームですら「映像の美しさ」という"呪い"に囚われてしまうほどに。
そして時は流れ2023年、技術の発展により、「まるで本物みたい」というゲームを見ることは、すっかり珍しくなくなりました。
そんな中……僕は、声を大にして言いたい。
FF16のグラフィックは、今まで遊んだゲームの中で、一番美しい!!
めちゃくちゃ美しいです。
確かに、PS5というハードのパワー、というのも、あるとは思います。ですがそれ以上に「世界を美しく見せる技術」が、このゲームには詰まってます。
魔法やアビリティのエフェクト、武器を振るうモーション、ムービー中の細やかな仕草まで、本当に素晴らしい。
ここまで僕が自信をもって「映像が美しい!」と言うには理由があってですね……。
ゲーム内で、一時停止してキャプチャーを撮った回数、今までのゲームの中で、一番多いんです。ダントツで。その数、なんと323枚!323枚!?自分でも驚いてます。
でもそれだけ「この瞬間を撮りたい!」「このアクション、抑えたい!」という瞬間が、ゲーム終盤まで絶え間なくあったんですよ。というか、まだ撮り足りない。もっと撮りたい場面がたくさんあります。
ネタバレにならなそうなのをいくつか!全て、ゲームのプレイ中の写真です。
しかも、何がスゴイって、このゲーム、他のゲームにもよくあるフォトモードが、あることにはあるのですが、フォトモードの機能がめちゃくちゃ少ないんです。
他のゲームだと、例えばエフェクトを強化したり光の加減を変えたり色彩を調整したり、そういった機能がついていることが多いのですが……FF16にそんなのは無い!
あるのは、「傾きをつける」「焦点のON・OFFと焦点距離」「拡大・縮小(ちょっと魚眼ぎみになるが)」の3つだけ。
つまり、写真を撮ると基本、ゴマカシの効かない「素材の味」になるんですね。その上で、その上で!写真が、めちゃくちゃきれいでかっこいいんです。
これは、本当にすごいと思う。まさに「素材の味」が、しっかりとしているということの、何よりの証拠ではないでしょうか。
僕はFF16で、「美しい映像っていうのは、CGの技術が高いことを指すのではない」ということを知りました。いやぁ、感動しました。
■演出がすばらしい
「ファイナルファンタジーとはなんぞや」という、ゲーマーなら一度は考えたことがある命題。
人それぞれの答えがあると思いますが……と、前章と同じ書き出しで始めてみましたが。
FF16のプロデューサー、吉田直樹さんはこんなことを言っていたんですね。「ストーリーが面白くて、チョコボとモーグリが出てくればそれはFF」。
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そうおっしゃるだけあって、FF16はとにかく、ストーリーをどう面白く伝えるかに、重点を置いています。それこそ、すべてのゲームバランスが、ストーリーを楽しんでもらえるよう調整している印象がありました。
それだけにストーリー、凄くよかったです。わかりやすく、でもフックが効いていて先が見たくなるお話でした。
特に、演出と熱い展開!
誰かの感想で「FFの皮を被った少年マンガ」という感想があって、これはなかなか的を得ていると思わず笑いました。
間違いなくカッコいい演出、まぁ、言ってしまえばベタではあるのですが、演出はベタでいい!ベタでいいんよ。
ネタバレになるから具体的には「ネタバレ有り感想」記事で書きますが……。とくに召喚獣に顕現する瞬間、めちゃくちゃかっこいいところが多かったです。
それと、何気ないムービーシーン。セリフには出さないけど、表情で物語が進む場面がたくさんあって。
FF10の頃にもそうでしたけど……言葉だけなら、文字でいいもんね!ちゃんと美しい映像が、ストーリーテリングになっているので、ムービーのどの表情も見逃せないです。
個人的には、登場人物が涙を流す過程がリアルで好きです。喋りながら感極まって涙を流すシーンが多くて……グッときましたね。
■好きになってしまう登場人物たち
これ、あれだなぁ。人気投票、やって欲しいなぁ~(笑)どんな結果になるんだろう。
おそらくね……主人公のクライブは、1位にならないです。名作あるあるです。主人公が1位にならないケース。だって、好きになっちゃう仲間から、マジで憎らしい敵まで、良いキャラがたくさんいるんですもん。
まず、いきなり犬(狼)なんですけど、トルガルかわいいよね(笑)
感情駄々洩れ犬。あるシーンでは、トルガルが尻尾を振っていることがあることの証明になっていたりして。
あと……なんつっても、バイロン叔父さん(笑)もう大好きw
バイロン叔父さんが出てくるだけでシリアスなムードから一転、笑みがこぼれちゃうんんだよねw
ああいう豪快なジジイに、俺もなりたいもんだ。
なんでこんなに登場人物が好きになれたかって言うと……サブクエ!登場人物をしっかり掘り下げてくれているんですよね。サブクエは全部クリアしました。ちなみに……ゲーム内のサブクエを全てクリアしたのは、おそらくこのゲームが俺史上初!
サブクエのシナリオはひとそれぞれで、アイテム屋のカローン婆さんや鍛冶屋のブラックソーン爺さんの話まで掘り下げているので、ちゃんと生きている、というか、「人に歴史あり」を感じられましたね。
カローン婆さんの過去の話、からの、そのケジメ……若干引きましたね(笑)
あと、ちょっと気になるのは、女性人気。
FFシリーズは、まぁ、平易な表現であれなんだけど、主人公はじめ登場人物がイケメンですよね。
今作はどうなんでしょう。男目線だと、クライブやシドの渋いカッコよさがたまらんのですが、やっぱりキレイ系なキャラクターが人気なのかな。あとはディオンとか?その辺りの需要も満たしているのでしょうか。
■まだまだあるぞ、良いところ!
◇音楽最高!
BGM、素晴らしかったです。本当に素晴らしかった。
何が良いって、ゲームを終えて、日常に戻った後にも思わず口ずさんでしまう印象的なメロディーが存在するってこと!
俺にとってはそれは、リスキーモブ戦の音楽。特に初期の竜騎士とのボス戦が印象的なんだけど、竜騎士の登場のカッコよさも相まって最高だったね!(非公式で恐縮なんですが、こちら。イントロよ!)
脳の容量をすっかり圧迫し切っているオジサンの俺でさえそうなんだから、若い中高生たちにとっては忘れられないゲーム音楽になるのではないだろうか……!
希望として……8ビットやPS版の音質にしている有志求む!(笑)おそらくですが、過去作のような音質に変わっても、ちゃんとFFのBGMになっていると思うんですよね。聴いてみたいなぁ。
◇アクション、だけど、RPG。
今作のジャンルは、ナンバリングタイトル初のアクションゲームでしたが……思っていた以上に戦略性の高いゲームでした。
とにかくひたすら殴って殴って、でも十分クリアできるのですが、「この状況ならこのアビリティが強い」「この作戦ならどうだろうか」と考える余地が、想定していたよりも大きかったです。
理由として、操作が簡単だから、というのが大きいと思います。
比較対象としてベヨネッタを挙げてみます。パンチボタン(P)とキックボタン(K)が別であるベヨネッタ。初心者はPPPPKとPPPKKを打ち分けるのが難しいんですよね。というか俺は慣れるまで難しかった。
でもFF16はそういう技の打ち分けの難しさは無かったんですよね。なので、攻撃ボタンを連打しながら「次は何をしようか」と先の作戦を考えやすかったです。
ベヨネッタとの比較は、改めて別の記事で深めようかと思います。(もちろん、どっちが面白いか、なんて比較の仕方はしませんよ!)
■終わりに
と、いうことで、FF16,ネタバレ無し感想を書いてきました。
ホント面白かった。プレイ中何度も「ああ、俺、ファイナルファンタジーやってる……」とジーンとしました。
ストーリーも、原点回帰、というか、王道(ダーク)ファンタジーで、今風に言えば「シン・ファイナルファンタジー1」という印象ですね。ここから新たなFFの歴史が始まる気がします。
ここも凄いと思うんだけど、ゲームをたくさん遊ぶ人にも、そうでない人にも「何か面白いゲームないかな?」と聞かれたら、真っ先におススメしたいゲームです。誰にでも、自信をもって言えます。これだけ間口が広いゲームは他にないと思います。
他にも言いたいことはたくさんあるので……別記事で改めて書きます!
出会えてよかった。最高の1か月間でした。
※ネタバレ有りの感想記事はこちら!
ということで、
今日はここまで!
寝ます!
また今度!
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