高齢者の廃用と重度化を予防する介助
機能低下により歩けなくなっていた利用者に、ベッド上でゴソゴソ動くことを支援するかかわりを行うことによって再び歩けるようになり、亡くなる寸前まで何とか自分で歩くことができるようになった人。
病院で拘束され、寝たきりでどうしようもない状態になっていた利用者に対し、「予防介助」の考えに基づいてかかわることで再び座れるようなった人。
予防的にかかわらなければ、その利用者はきっと自分で歩けるようになったり、座れるようになったりしなかったでしょう。
あなたが現場で行っているその介助、実は高齢者の元気を奪っているかもしれません。
介助する人も、される人も楽と感じられ、さらに高齢者の廃用や重度化を予防し、元気につながる「予防介助」の実践方法を学びませんか。
※本セミナーは、ご自宅などにいながら、お好きな時間に視聴できる65分のオンライン《録画配信》研修です。
◆タイトル
高齢者の廃用と重度化を予防する「予防介助」の実践法
_「動かす介助」から「動きを引き出す介助」へ
◆指導講師
谷口奨 氏
日本シンプルラーニング協会
予防介助認定協会 代表
作業療法士
◆プログラム
1.常識? 非常識? 誤解だらけの介助技術
①してませんか? 自分で動く機会を奪う介助
②滑らせる介助で拘縮は少しずつ促される
③詰め込んではいけない! クッションの本当の使い方
④電動ギャッジアップベッドに隠された危険性
⑤杖は体重をかけるものと思ってませんか?
2.実技動画で学ぶ高齢者を元気にする! 予防介助のコツ
①鍛えるのではなく省エネで動く
②重力を味方にして楽に介助する
③ゴソゴソ動くことがなぜ重要なのか?
④骨を揉んで骨を実感してもらうことの効果
⑤ポジショニングにおける「肩代わり」の考え方
3.【まとめ】介助の達人になる方法
①「ドヤ介助」からの卒業
②「安全な失敗をしてもらう」のが上手な介助
③テクニック(技術)よりも大切なこと
「運搬するだけの介助」はやめて本気で高齢者を元気にする介助を実践しましょう!
◆受講料
一般・会員共に7,000円
(1名につき・消費税込)
◆受講申込方法
下記ホームページよりお申込みください。
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※お申込みは日総研ホームページからのお申込のみとなります。
(お電話でのお申込みは受け付けておりません)
■■最新刊■■■■■■■■■■■■
『本気で人を元気にする介助術』
著者:谷口 奨
動かす介助から、動きを引き出す介助へ
・安静介助と予防介助
・動けるようになる寝返り介助
・楽に立ち上がってもらう方法
・ポジショニングに欠かせない原理
・福祉用具を選ぶための重要な視点 ほか、
内容がより深まるYouTube動画も随所に紹介
B5判 2色刷 144頁 定価 2,800円
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