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水星逆行が開けても3日間は油断禁物です‼︎

天体の逆行よりもある意味試練な【留が立ちはだかる】という話です。

この記事は(いつもですが)文字ばかりなので苦痛だと思いますが、実はとても重要な「留」について分かりやすく説明しているので、要所要所だけでも見て頂けたら嬉しいです。

特に、

結婚、婚姻届、プロポーズ、告白
起業、開業、退職届
引越し契約、何かの申込み
重要事項を発表報告する

など、

「逆行直前の駆け込みや、逆行直後に何かアクションを起こそう!」

と計画中の方に届けば幸いと思って書きました。

留(ステーション)とは?

西洋占星術において、「留(ステーション)」とは、ある惑星が逆行または順行に転じる時に、地球から見てその動きが一時的に止まるように見える現象を指します。

具体的には、惑星が逆行期間の前後や順行に戻る時期に、その速度が非常に遅くなり、空中で停止しているように観測されるのです。


この現象が占星術的に重要視されるのは、惑星が「留」の状態にあるとき、その惑星が象徴するエネルギーやテーマが強調されるとされるためです。

例えば水星が留の状態にある場合は、人間関係のコミュニケーション、家電の故障や電子機器のエラー、交通トラブルなどの影響が強くなります。

金星の場合は、愛や美の問題、関係性の再考が強く影響を受ける可能性があると解釈されます。


留の期間は惑星によって異なりますが、一般的には数日間です。
この期間中、惑星の影響が特に強いとされ、人々の行動や感情に顕著な変化が見られることがあります。


占星術では、これを意識して行動を選択することが推奨されることが多いです。


留の影響力

占星術を勉強し始めてからの経験上、特に、

①逆行前後の留の期間
②逆行直後数日と最終日直前
③逆行中の中日辺り

↑この3つの期間は、本当に色々影響があるので要注意の期間になります。

・家電が壊れる
・LINEやメールのエラー
・些細な事で喧嘩になる
・意思疎通が難しい
・不本意な伝わり方
・電車、バス、飛行機の遅延
・時間に遅れる、待たされる
・学習に身が入らない
・うっかりミス
・物を落としたり、ぶつかる、コケる事が多い
・交通違反をする

などなど、思い起こせば逆行+留の期間にこのような出来事の割合が多くないですか?


もっと言うとこれまた個人の経験上ですが、

「留の期間も同じかそれ以上に影響を受ける」

です。

今回の水星逆行を例に挙げると、水星逆行期間は

2024年4月2日(火) 7時頃 から〜

2024年4月25日(木) 22時頃 〜まで

となっています。

留の期間は、この前後2〜3日です。
(ソフトを使えば正確に割り出せますが、ここでは割愛します)

では何故、留の期間も影響が強いのか。
期間外であれば大丈夫なんじゃないの?
って思うかもしれません。

諸説あるのですが、次章で僕なりに解説します。


留の、非常に分かり易い解説

天体を「車」で例えます。

1人10台の車を所有しています(天体の数と同じ)

太陽車、月車、水星車と言った具合に、自分の営業車10台それぞれが役割別に活動しています。

・順行は、前進で走行している状態

・逆行は、バックで走行している状態

・留は、前進からバックへの切り替え中(バックから前進も)の停止状態

※実際の天体はバックしません


前進からバックに切り替える時、必ず一旦「停まる」状態になりますよね。

更に、停まる前の減速、発車後のゆっくりノロノロ運転の状態もあるので、

前進中の車がバックに向けて、

①減速開始
②停止
③ノロノロバック走行

(通常速度の逆行)

④減速
⑤停止
⑥ノロノロ前進走行

逆行には毎回この6つの工程が必ず発生します。

※厳密には停止してから前や後ろにちょこまか動いている期間もあります。
(占星術ソフトで追うと、カクカク動いているように見えます。)


そして、

宇宙からの色々な影響(試練・経験)を「ボール」とします。

試練・経験という名のボール⚾️は車に向かって、色々な球を投げて来ます。

車にボールが当たった状態が、
占星術でいう「影響を受けた状態」だとすると、

動いている車と停まっている車、どちらの方がボールが当たったと自覚し易いですか?


逆に自分がボールを当てる側の役割だった場合、
走行中の車か、停車中の車か、どちらの方がボールを当て易いですか?


停まってる、またはスピードの遅い車に投げる方がヒットする確率が高いですよね。

留は停止中もしくはゆっくり進んでいる状態なので、走行中よりも簡単にボールが当たってしまいます。防ぐのは困難です。


つまり試練を、体感や目に見える形で分かりやすく受ける回数が多くなり易いのです。

この状態が、前後に毎回2〜3日ずつあるのです(涙)

逆行中よりある意味、試練じゃないですか?(笑)


留の期間の活用


もちろん、影響は個人やタイミングによって千差万別ですし、その影響を過度に心配する必要はありません。

西洋占星術では、惑星が留の状態にある時は、その惑星が象徴するテーマが強調されるとされますが、これは自己反省や再評価の機会が増えるということを意味します。

この期間は、内面的な成長や発展のための重要な時期と捉えることができます。


留の期間には、計画の見直しや、感情の処理、コミュニケーションの改善など、自己改善のチャンスが訪れます。

過去の問題に対処したり、自己の理解を深めたりする良い機会となり得ます。

なので留の期間を恐れるのではなく、これを成長と自己発見の一部として受け入れることが大切です。

現実的には、惑星の動きが日常生活に直接的な影響を与えるわけではなく、私たちの行動や選択が最も重要です。

そのため、留の期間には積極的に自己反省を行い、過去の経験から学び、より良い未来を築くための行動を選択することが推奨されます。

留の期間をポジティブに捉え、日々の生活に役立てることで、心理的なプレッシャーを軽減し、より充実した時間を過ごすことが可能です。


補足【優秀な占星術用ソフト】


有料ですが、スターゲイザーというソフトを使うと、留の具体的な日付けや動き(停まったりカクカクする)が非常に分かりやすいです。


西洋占星術のプロ御用達のソフトで、書籍に付属するCDでインストールするか、最近はダウンロードも出来るようになっています。

個人使用の場合でも、便利な機能が多くて本格的に占星術を楽しめるソフトです。

【デメリット】

インストールがかなり難解…(笑)
操作に慣れるまでも割と難しめです。

あと、今はまだWindowsのPC限定です。
Macやスマホでは使えません。

ただ、慣れたら最高のソフトです。

スターゲイザーを使用している講師の占星術講座などに参加して、インストールと使い方を指南してもらうのも一つの手かも知れません。

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