いまを忘れずに、明るい未来へ

新型コロナウイルスの拡大に伴う影響は大きく、輸送を担うJR各社の利用率減少が、目立つ。

関東と西日本を繋ぐ東海道新幹線は大打撃だ。

 JR東海は、東海道新幹線に資本を集中しする事で、利益を上げる仕組みを構築している。

在来線は名古屋近郊区間の一部を除いて赤字路線である。
東海道新幹線利用低迷が続くと、未来への投資である、リニア計画もどのようになるか不明確だ。その為、収益の柱である、東海道新幹線を除きどこまで耐えられるかがこれから注視する必要がある。一極集中の、リスクの典型である。

話は変わり、安倍首相が、16日、公明党の山口代表と会談し、感染拡大に伴う経済対策として令和2年度補正予算案を組み替える事で、国民1人当たり現金10万円の一律給付を実現する方針を伝えた。給付には所得制限を設けない。

今回の、コロナウイルスの、動きが圧倒的に遅いと揶揄されていた、安倍首相も、最終的には現金支給という形で世論を一度沈めたい気持ちが伺える。

今、私たちは皆給付対象という事で、落ち着きを保ち、遅いけどやらないよりマシ。などという感情を、抱くタイミングと、思う。

しかし、やらないよりマシではない。

やるのが遅いという、事実に目を向けていかなければいけない。皆辛い時だからこそ、誰がビジョンを描くのか、誰を支持するのか、何を信じるのか。

今の想いを忘れずにこれから来る明るい未来に向けて、自分の気持ち、考えを深めていってほしい。

落ち着いたら忘れたではなく、そこからがスタートであり、今は皆で助走していると捉えてはどうだろうか。

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