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初ワイルズ
そんな時、とあるクレインズファンの方から連絡があり、
お目にかかって話をする機会がありました。
そこではお互いの思いなどを共有。
そして、練習を見学することにしました。
しかし、見学前日と見学当日の朝。
「無」になっている自分が練習を見に行ったらどんな気持ちになるのかが怖くて、
躊躇しかけました。
これまでなら、練習見学はある意味「日常」であり、
楽しみの一つであったはずなのに。
意を決して訪れた釧路アイスアリーナ
ガラス張りの入り口でファンを出迎えてくれるロゴ。
ロビーに飾られる十條製紙時代からの歴代ユニフォーム
リンクの中央には見慣れたロゴ
これまでと何ら変わりがなく、
「9月になったらシーズン始まるよね」
という感覚になりました。
選手が出てきて練習開始。
選手が着用している練習着には、ロゴどころか背番号も名前もない。
そんな選手たちが、みんなの拠り所であり、シンボルであり、
誇りであったロゴが描かれているリンクで練習している。
自分の目で見ると、改めて複雑な気持ちになりました。
ただ、選手たちの雰囲気、練習に取り組む姿勢は、
9月に開幕に向けて調整する「いつもの夏の練習」
と何ら変わらないものだと思いました。
「(9月に開幕戦があったら)普通に試合できるでしょ」
そんなことを思いました。
同時に、アジアリーグを含めて、(現段階で)大きな活躍の場がないことを思うと、
やるせない気持ちになり、不覚にも涙しました。