【読書メモ】「捨てる」思考法 結果を出す81の教え(出口 治明 著)
出口先生の哲学に惹かれて読んだので、メモも興味本位。
【読書メモ】
「捨てる」思考法 結果を出す81の教え
出口 治明 著(2022/8/8発行)
https://www.amazon.co.jp/dp/4620327484/
●災禍は多くの悲劇をもたらす一方で、社会変革を生むチャンス p150-151
コロナ禍は、潜在的な社会問題とアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を浮き彫りにした。
14世紀のペストで、祈りは届かず、神を信じられなくなった信者たちは教会を離れ、ローマ教会の権威は失墜した。その混乱は封建社会の諸問題をあぶり出し、やがてルネサンスや宗教改革を生む
原動力となった。
→歴史に興味が湧いた。
●著書『哲学と宗教全史』について p.144
「出口史観」という面映ゆい評価もあったが、学者の方々が到達した事例を自分なりに消化して紹介しているだけで、僕の独創は一切ありません。科学や歴史研究に独創があってはならないというのが、僕のスタンスです。
→スタンス素敵。借りてきたが、厚くてとても読めそうにない。
●執着を捨てる勇気 p.40
サンクコスト(埋没費用)への執着を捨てる
面白くない映画を途中で見切る勇気
→モチベーション行方不明のTOEIC教材どうしよう(笑)
●世界を変える方法は3つだけ p.60
クーデターを起こすか、起業するか、上の世代が亡くなるのを待つか。
●「忠義」は、もはや捨てるべき悪習 p.128
天皇制×家父長制+朱子学→忠義→日中戦争・太平洋戦争
●好き嫌いを捨てれば、セレンティピティの確率は高まる p.243
→「素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること」をセレンティピティというのね。最近、他でも見かけた言葉。
●ダーウィンの進化論「種の起源」より p.31
最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一、生き残るのは変化できる者である。
●「働きアリの法則」 p.123
よく働く:普通:働かない=2:6:2
働かないアリを排除しても、また2:6:2になる
上司になったら、普通以下の人が8割で正常と考えよ。
●カプレカ数 p.135
面白いということで、コラム欄で紹介。
整数の桁を並べ替えて、最大にしたものと最小にしたものとの差を取る。この操作によって元の値に等しくなる数をカプレカー数と呼ぶ。
例えば、7641 − 1467 = 6174 であるから、6174 はこの定義でのカプレカ数。
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