『不登校の理解と支援』宮本信也先生の講演聴講
「不登校・多様な学びつながる”縁”日」にて、宮本信也先生の講演『不登校の理解と支援』を聴講。
1時間でしたがエッセンスが詰まった講演でした。具体的な状況への対応や考え方など、配布資料も充実してました。Youtube動画も見てみたいと思います。以下、印象に残ったことを何点か。
・「朝、起こした方が良いか?」問題
子どもに聞くのが良い。「起こさない方がいいかな?それとも2回くらいまでは起こした方がいいかな?」
・変則的にでも登校しているときの考え方
今よりよくしよう、ではなく、今より悪くならないようにしよう。
・不安な期間が続くと、不安の程度が強くなる。
・「中1ギャップ」に対する『中1不登校生徒調査中間報告』の見解
半分以上は、小学校からの「不登校相当」の状態が、そのまま中学校でも継続している事例と考えられる。
午後の『公開!「親の会」』も有意義でした。「親の会」ってどんな感じなのか。お母さん3人・お父さん2人が聴衆の前で「親の会」の対話を実演する、という画期的なものでした。参加を躊躇っている方の背中を押したと思います。
今日の講演のような内容を予め知っていると、仮に不登校になっても随分苦悩が減るのでは無いか。不登校に備えてというより、子どもとのコミュニケーションについて、そもそも学ぶ機会が無いことを変えてゆく必要がある、と思いました。
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