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「ヒンドゥーの神々の物語」展(岡山市オリエント美術館)に行ってきた!
高校時代。
世界史の授業で、担当の先生から、
「『ラーマーヤナ』!『マハーバーラタ』!!
これは絶対覚えておこうね!!!」
と高らかに宣言されたあの瞬間を何故か私は強烈に覚えていて、それぞれどんな物語になるのか全く想像がつかなかったけれども、おそらくとんでもない種類の神様達が登場するんだろなーぐらいにしか思っておりませんでした。
なかなかにお目にかかれないヒンドゥーの神々の姿を拝見してきましたので、どうぞご覧ください。
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なんとなく知っていたつもりになっていたけれど…
展覧会では、古代インダス文明の祈りの形から、近代に至るまで、2大叙事詩にも登場するヴィシュヌ神や、シヴァ、ブラフマー、ヴィシュヌの10の化身のアヴァターラー、クリシュナ、ハヌマーン、パールヴァティ、ガネーシャなどの神々が刺繍や石版画、木版画、ガラス絵、コンクリート絵画など、ありとあらゆる媒体でもって”祈りの対象”として表現されており、それら変遷の過程がとても丁寧に紹介されていました。
なんとなく知っているつもりになっていた神々の逸話を知る内に、
「え!そんなことがあったの!?!」
と、まるで身内かのように神々の動向にひとつひとつにびっくりしてみたりと、大変楽しませてもらいました。2大叙事詩は、なかなかに読み物としても面白いんだろうなあと実感した次第です。
気になる資料の数々。
会場内は写真撮影が可能で、気になる資料をいくつかパシャリとおさめることもできました。
紀元前1〜2世紀の型押し粘土製板とその型が大変よくできていて、
「これは、なんだかグッズ作りのヒントになりそうだなあ…」
と、ワクワクしたりもしました。
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[右]ヤクシャ像の土製型 インド/紀元前2~1世紀
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細密画の構図がどれも素晴らしかった!
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『ヒンドゥーの神殿』《クールマアヴァターラ》
銅版画・紙/イギリス/1810年/黒田豊コレクション
単純にイラストが可愛いなと。何かの文具になっていたら買っていたかも。
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1920年代/福岡アジア美術館(黒田豊コレクション)
10種類にもわたる化身。見事なまでの変化!
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20世紀前半/福岡アジア美術館
今回、クリシュナがお気に入りになりました。
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関智一さんがナビゲートしている音声ガイドも素晴らしく、とても分かりやすかったです。
会場では、レンタル端末でも使用可能だそうですが、アプリをダウンロードして自分の携帯電話で音声コンテンツとして聴くことができます。もしご利用予定の方は、ヘッドホンと携帯の充電満タンにして会場に足を運んだ方が安心かも!
私は、充電の残量にドキドキしながら聴いておりました。
岡山会場は9/11(日)まで。
9月後半からは東京・古代オリエント博物館にて開催されるそうです!
インド独立75周年・日印国交樹立70周年
「ヒンドゥーの神々の物語」
・2022年7/16(土)-9/11(日)
岡山市オリエント美術館(岡山市)
・2022年9/23(金・祝)-11/27(日)
古代オリエント博物館(東京都豊島区)
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