介護が少し楽になる3つの事
仕事としての介護
家族としての介護
どちらにしても
介護は大変ですよね
自分の時間はなくなるし
自分が疲れていても介護は待ったなし
食事・排泄・入浴・口腔ケア・服薬・受診
これらに加えてさらに待ったなしの
臨時受診などなど
子育ては、子供の成長が楽しみとしてあって
いつかは終わるから頑張れる
介護は終わりが見えないから「いつまで続くんだろう」と
途方にくれる
でも
介護がなくなればいいのかな
目の前のその人が
いなけれがいいのかな
違うよねぇ
介護にときめきを感じて
介護があるからこその
自分の人生に
彩を加える
魔法をかけよう
やりたいかやりたくないかをまず決める
やらなきゃいけない
なんでわたしが
そんな風に自分視点で考えていませんか?
仕事として介護を選んではいたとしても
生活のため
家族のため
と、特に介護がすごく好きで選んだわけでもなく
でも、人のお世話がなんとなくいい仕事っぽい
実際、介護の仕事を始めてみると
業務に追われてヘトヘトになり1日が終わる
家族の介護が始まった時
いつかは来ると思ってはいたけど
いざ、始まると自分の残りの人生が奪われたような気分になる
自分に何が出来て何が出来ないかも曖昧になり
誰にどう助けてもらうかもわからず
そんな、考えすらも負担になってくる
いずれあなたも
誰かから介護を受ける
いやいや介護されたら
どんな気持ちか
だから
やると決める
自分の決断を自分の脳に伝えて
介護をするイメージを作る
仮に自身がなくてもそうしてみる
この仮の想像は、あくまでも想像で
実際に起きていることではない
であれば事実でないことでわざわざ疲れることもない
出来そうで出来ないが、まずはやると決める
次に
支配しない
相手をコントロールしようとすることは
相手を支配することです
相手が思い通りにならなくても
まずはそのままを受け止める
どんな状況でもです
例えば
おトイレに誘導したいとあなたが思う
「トイレに行きましょう」と言っても
相手がトイレに行こうとしない
食事を食べてもらいたくても
なかなか口を開けてくれない
ありますよね
相手は、あなたの思いが理解できていなかったり
その気持ちがなかったり
だから、あなたの思うように意思や行動が伴いません
思い通りにしようとすると、疲れてしまいます
ひとつヒントを差し上げます
何かお世話をしようとする時
お願いのスタンスで声かけてみてください
❌「トイレに行きましょう」
⭕️「私と一緒にトイレに行ってもらってもいいですか」
みたいにお願いする感じの声かけです
食事に関しても
食べたいけど食べられない
食べたくないので食べない
今は食事のタイミングではない
食事の理解が出来ない
など理由は様々です
ここでも、今食べてもらわないと
困る状況かもしれませんが
あえて
「ご飯作るけど一緒に食べようか」とか
「これちょっと食べてみてもらってもいい?」
と食べることを強制しないような声かけが必要です
尊重する
最も大事なことです
これは、介護をする上でだけではなく
人として社会の中で生きていくのに
一番大切なことだと思います
自分を大事にする
相手を大事にする
みな、平等なので
簡単なことです
相手にも意思や想いがあります
そして、
出来ない事や
忘れてしまう事もあります
そして、盲点ですが
出来ないこと以外は出来るのです
認知機能が低下して
今、この瞬間をすぐに忘れてしまっても
長い年月の中で、習得した知識や技術・思考は残っています
病気で寝たきりになってしまっても
心の中ではお世話してくれる人に感謝しています
仮に介護の抵抗や拒否があったとしても
それは、その行為に対して気が向かない
ということで
介護者を否定する物ではありません
また、家族介護の状況で
関係性が良くなく
うまく介護が行えなかったとしても
それは、お互いが理想の形があるが故のことなので
まずは、許し今を受け入れることが大切です
介護というこちら側の思いや行動が
すーっと相手に
負担がかからないようにする為には
この3つの魔法で
ときめく
介護をしていきましょう