今なら、分かり合えるかも
3連休の最終日、一杯やりながら、
中学校時代の事を思い出していました。
当時、学校は荒れていて、授業の抜けだし、
学級崩壊は珍しくない時代でした。
先生方も、それらの生徒にはとても手こずり、対応に追われていて、
手厚く、しっかり話を聞き、対応していました。
一方私は、何か分からないのですが、
モヤモヤした気持ちを抱えて、いつもイライラしていました。
でも私は、ストレートに気持ちを吐き出せず、
授業を抜け出すこともできず、
騒がしい授業をひたすら、耳を傾けていました。
「あ~あ、なんか、ストレートに気持ちを吐き出し、
自由にやっている奴らの方が、認められるんだな。
なんだよ、先生たちは、ツッパリ生徒の保護者かよ!」
なんて、心の中で思ったりもしていました。
私も歳を重ね、若かりし頃のイライラは、
自分の理想と、その理想とはかけ離れ、何もできない自分や、
まじめにやっている自分を認めてくれない、
先生たちへのやきもちがあり、
モヤモヤしていたんだったんだなと、思います。
そして今振り返ると、中学時代の先生たちは、
自分自身が中学時代にツッパリではないから、
ツッパリ生徒の気持ちがわからず、手こずり、
何とかしようともがいていたのではないかと、
思っています。
それに、20代、30代の若さで、ツッパリも相手しているのに、
モヤモヤ生徒まで、相手するのは、そりゃ無理だよと、
今では、思っています。
なので、ドラマで、
「お前も昔は悪かったけど、今は、、、」というのもありですが、
「あの時の先生、大変でしたよね。でも、自分もこんな気持ちを持っていたんですよ」
「ああ、分かる!私の中学時代も同じ、・・・」
なんて、話せるのではないかと思っています。
そして、中学時代の自分には、
もう少し、肩の力を抜いてもいいんじゃないの?
と、声を掛けてあげたいです。