子供の習い事に息の根を止められる前に〜我がカッコウ理論〜

子育て中の方に伺いたいです。
習い事ってどうやって精査してますか?

上の子がね、5歳なんですけど。
静かに座って取り組むことができるようになってきたので、色々とやらせてあげたいなーなんていう親心かつ、私の下心で「やってみる?」と提示した中の、本人の興味のある習い事をやらせていたら、週5日、8つ位の習い事に手を染めてしまいまして。
もう送り迎えやら準備やらで日々HPを消耗しちゃって、最近バッサリ辞めまくりました。

本人も色々なことに挑戦したいお年頃なのか、習い事を嫌がることはあまりなく。
応えてあげたいと思うものの、私の気力と体力がついていかなくなったので、話し合いの末、今はバレエと公文だけにしました。

そこで、私のやらせてあげたい習い事リスト〜!
イェーイ!パフパフ〜!ドンドンドン!!
・バレエ
・英会話
・習字
・バイオリン
・公文
・水泳
・プログラミング
・そろばん

これは結構最低限な感じなんですよね〜
でも、これ全部ってなると、親も本人も白目になりがちなスケジュールで。
こりゃ選りすぐらねば。と思った次第なわけですが。

皆さん、お気付きだろうか。
このメンツの共通点に。

そう。

教育熱心な家庭が多そう。
で、ある。(ワタシノものさし)

もちろんそれだけが理由で選んでいるわけではないけれど(子供の適性加味)、選ぶ上で大きな判断材料になっています。

私はふんわりと、子供達に医者になってくれないかなーなんていう淡い期待を抱いておりまして。
そんなふんわり目指す職業じゃないのは重々承知ですが、親の希望を押し付けすぎては良くないと思い、選択肢のひとつとして刷り込んでます。
「医者になれる子」なら、学力的にも他に目指せる職業はあるだろう、と。

私は幼少期、世の中にこんなに沢山の職業があるだなんて知りもしなかったし、運動に全振りした青春を送った事で得たものも諦めたものも多いと感じています。
子供達には【選択肢の多い人生】を歩ませてあげたいな、と思っています。

そして、色々な職に就き、国内外で日本人や外国人などと接し、沢山の話を聞き、今までの私の経験で感じた1番良いなと感じる職、soそれは医者。
社会貢献、やり甲斐、収入をカバー。
属することも、独立も可能。
転職に困ることもない。
士業も魅力的と思ったけれど、仕事で医者を日常的にみていると、やはり素晴らしい職業だなと思うわけです。

ということで、医者も選べる能力を得るべく、大切なことは何か。
どのような人達の中で学ぶか、ではなかろうか、と。

周囲の友人が全員スポーツ選手を目指していたら、スポーツ選手という選択肢が強く刷り込まれるだろうし、ケーキ屋さんがいいと言えばケーキ屋さんを魅力的に感じるだろう。
教師の子供が教師になり、警察官の子が警察官を目指す確率高い説。みたいなね。

当然のように勉強に励む子達に囲まれた環境に身を置けば、勉強をする事に疑問を感じないであろう。
では、そのような子達の多い習い事はなにか。
それが上記のラインナップなのである。ワタシ的には。

多くの場合、仕事ができる人とはコミュニケーション能力が高い人である。という友人のセリフに強めに同調している私は、勉強ができればナイス社会人になれるとは考えていないけれど、やはりベースの学力は付けておいて損はない。

そして勉強が出来れば選択肢は広がる。
そんなこと、幼少期から言われていたのに、実感するのは人生30年近く経ってからなわけである。

だもんで、私は25歳を過ぎてからずっと勉強する羽目になったわけだけど、私が遅く気が付いたのは、そのような環境にいなかったからという事がひとつの大きな理由であると考えました。(私は悪くない理論)

勉強は一度遅れるとどんどんついていけなくなり、わからないと楽しく感じられなくなる。
成功体験を積み続けるには早い段階で学び始める必要があり、それを継続する必要があると考えた結果。
教育熱心な家庭の子と仲良くし、その価値観を刷り込んでもらおう!と思ったわけです。
人に我が子を育ててもらおう。
そう。
まるでカッコウのように。

私の執念が通じたのか、娘の最近仲の良い友達の将来の夢は「薬剤師」だそう。
5歳で薬剤師という職業を知っている時点でもう、私とは出来が違う。
親御さんがそういったお仕事なのか聞いたら、全然違う。
そしてその子は健常者ですが、手話ができるとのこと。
なんかもう、諸々の幅が広い。

是非その子に色々教わって下さい!
って念を送ってます。

やっぱ独身時代、毎日夜遊びに明け暮れ、宵越しの金は持たず遊び呆けていた私の限界はすぐ来るわけで。
子供達には私の本質がバレぬよう、昔のおっぱっぴーな写真は目に付かぬところへしまいこんでおります。

沢山の習い事や、経験は大切だけれど、1番重要なのは、我が子をどんな巣に置くか。
そして、その巣を見つけるために有用なのは環境のいい巣をお持ちであろう白鳥達(カッコウの托卵先に白鳥はないらしいけど)が集う習い事や学校だと結論付けたわけでした。

ま、どんなに私が良いと思っても子供達が行きたがらなければ続かないけどね!

そして子供達がまっさらなうちに、国立医大を身近に感じさせる為、国立医大をお散歩コースに加えるという、次なる手段に進む私でしたとさ。

私大なんて家を売っても私大の医学部なんて入れてあげられないので、医学部は国立しかないかのような口ぶりでしばらく生きていくつもりでございます♡

このように目論んで子育てしている私ですが、20年後、彼らは一体どのような大人になって、何を生業にしているのでしょう。

良かれと思っての選択で、子供や自分が苦しくなる日々を送る前に周囲の優秀な方々に勝手に助けて頂きながら楽しく過ごしたいと感じるアタクシでございます。


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西崎 瑠璃
元乱痴気、現在中年! 気持ちは元気、身体はクタクタ! 恋愛体質だった私が送ってきた人生、摩訶不思議高齢子育てライフを気ままに更新中。 気まま過ぎて4年の時が経ってた事に気が付いたので、忘れゆく過去の記憶を掘り返しながらちょいちょいしたためていきたいと思ってます♡