【恋文.. あれから2年】
おはようございます、TRです。
note、久しぶり!
いよいよ、いよいよ、明日実る。
3年前に企画が生まれて、2年前に提案した #フラで繋ぐ東京諸島
ときは遡ること4年前 2019年 冬の大阪 「3代目さるびあ丸」を建造中に、出張をしていた東海汽船の社員が地下街を歩いていると、美しい歌声が聴こえてきたそうです。
その歌声につられ地上に出てみると、凍える手でキーボードを弾くひとりの女性がいました。
神戸出身のシンガーソングライター「藤井 恵」さんでした。
その心に染み渡る歌声に魅了された彼は、彼女にコンタクトをとり、イメージソングづくりを依頼しました。
この出会いから生まれた歌が
「ISLAND BULE」と「ことばの贈りもの」です
ときは2020年4月7日、東京を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されました。
レコーディングも思うように進まない中、曲が完成したのは「3代目さるびあ丸」就航直前の6月。
そんな中、28年間 島民の暮らしを守り走り続けた「2代目さるびあ丸」が最後の航海へ。
各島では、感謝の気持ちを込めた見送りが行われ、その一つ 新島の見送りでは、フラの女性たちが港で「マトソニア」という、『船に乗り、愛する人との別れを惜しむ』という意味の曲を踊り、見送りをしていました。
一方、さるびあ丸の甲板では、「ことばの贈りもの」を船内から流していたところ、偶然にも港で「マトソニア」のフラと、曲のテンポが驚くほどにピッタリとあっていたそうで、その光景を観た藤井恵さんは、フラとご一緒したい!と考え、島にやってきました。
【ここで一つ、フラの前置き】
フラは日本舞踊のように流派があり、各チームが師事する先生から教わった踊りしか踊れない、しきたりがあるそうです。
その後、島にきた藤井恵さん、フラのリーダー植松朋江さんと私は、それぞれの想いを語り合いました。
「東京の島にはフラを踊る人たちは沢山いるから、共通となる曲が出来たら素敵だねー」
「それを映像でつないで、公開したら、島に来れない人が喜んでくるはず」
そして「いつかは島じまんのステージ立てたら最高かも!」
そんな会話が弾みだしました。
当時の状況は、行動制限が敷かれ、来島自粛が叫ばれる真っ只中だったので、どこの島もドンヨリとした重た〜い空気が漂っていたと思います。
だからこそ、「一つの島だけで完結するのではなく、離れ離れにある東京の島々を、歌とフラでつなげて、元気を届けよう!」と、11島フラ『ことばの贈りもの』の企画が生まれた瞬間でした。
そこから先は『それぞれの島の美しい風景の中で踊り、ひとつの動画を完成させましょう!』と呼びかけ、紆余曲折、、、本当にいろいろありました。。がっ!
2021年4月5日 、ひとつの想いがつながり、動画が公開されました。
完成した動画は、17000回再生され、翌年3月には「日本国際観光映像祭」では、圧倒的な視聴者数が評価されて「観客賞」受賞と、驚きの結果でした。
企画がスタートしてから、早3年。
今回ステージで彼女たちの背中に描かれた “Lei” は、各島の花をモチーフに、『11島のつながりと、出会い感謝する』そんな意味を込めた、シンボルデザインです。
大島(つばき) 利島(さくゆり) 新島(はまゆう) 式根島(つつじ) 神津島(こうづえびね) 三宅島(がくあじさい) 御蔵島(においえびねらん)八丈島(すとれちあ) 青ヶ島(ためともゆり) 父島(むにんひめつばき) 母島(ははじまのぼたん)
さぁー、それでは2023年5月13日 3年間の想いも込めて 島じまんの復活を飾らせていただきます。
9町村7島でお届けします。
フラで繋ぐ東京諸島の未来 から 『ことばの贈りもの』 ご覧ください。