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人を操りたい人必見!コミュ障でもできる頼みごとを【1.79倍】も成功させてくれる方法とは?

どうも餓鬼です。私のnoteでは時間がない、勉強は嫌だけど知識は欲しい!という方のお役に立つため、ビジネスシーンで使えるトピックやテクニックを具体的な応用例を交えて掲載させてもらってます。ぜひ楽しんでいって下さい。

今回のテーマは「お願いの成功率を高める方法」です。

どんなに天才と称される人でもやはり人間、一人で出来ることは絶対的に限られています。あのAppleだってスティーブ・ジョブズ一人の力で出来上がったわけではありません。もう一人の天才、スティーブ・ウォズニアックをはじめとする仲間がいたからこそ出来上がったものなのです。

人を巻き込める能力を持つものは最強です。何故なら自分の限界を超えたパフォーマンスを発揮することができるからです。あなたは上手に周りの人を巻き込めていますか?一人で全て抱え込んでいませんか?

それではこれからどうすればお願いを聞いてもらいやすくなるのか、見ていきましょう。


成功率を1.79倍も高めてくれる方法⁉

シカゴ大学のジョセフ・ヌネス教授は洗車場でこのような実験を行いました。洗車をしに来た人にスタンプカードを渡し、8回分のスタンプがたまったら洗車が一回分無料になるキャンペーンをしたのです。ラーメン屋とかでもよくあるやつですね。

さてこのスタンプカードですが以下の2パターン用意し、

①8回スタンプを押したら1回分の洗車が無料と書かれたカード

②10回スタンプを押したら1回分の洗車が無料と書かれたカード。ただし2回分のスタンプが既に押されている(実質8回スタンプで洗車1回無料)。

どちらのスタンプカードをもらった人の方がより洗車に来てくれるのかを検証しました。

もうお分かりいただけたかもしれませんが結果は②のスタンプカードをもらった時の圧勝。①の時は19%の人が、②では34%もの人が8回分のスタンプを埋め、カードを完成させました。

どちらの場合もスタンプを押す回数は8回なのに、見せ方をちょっと工夫するだけでスタンプの完成率に1.79倍もの差が生まれたのです。

さらに②のときは①と比べて平均して2.9日も早くスタンプカードを完成する人が多かったという結果も出ています。これと似たようなサービスをしている店は今すぐにでもこの実験をまねるべきですね。


人は途中で終わるのを嫌う

人は途中でやめることを極端に嫌います。皆さんも身に覚えがありませんか?AMAZON Primeで

あれ?このアニメ面白そう

って見てみると実はそんなに面白くなかったのに最後まで見てしまったこと。他にも別に面白くもなんともない、普段見ないし、たぶん次週は見ないであろうテレビ番組を最後まで見てしまったこと。

人は現状維持が大好きです。なのでいったん始めてしまったことは終わりまでやらないと、見ないと気が済まないのです。先ほど紹介した実験結果はそのことを如実に表しています。


これを使ってどうお願いすればいいの?

ではお待ちかね、この知識を応用して今回のテーマである「お願いの成功率を高める方法」を考えてみましょう。

例えば来週の会議に使う資料で調べなければならないことが10個あったとしましょう。これは大変です。会議は来週、とてもじゃありませんが一人では調べきれません。誰かに頼もうかな...でもみんな忙しそうだし断られたら嫌だな...

大丈夫です。今回確認した知識を用いれば楽勝です。

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この記事は私が個人的に情報集め、独断と偏見でまとめたものです。 この記事をもって真偽を確定するものではないので、 数ある主張の一つと捉えていただき、参考にして頂けると幸いです。ご指摘、役に立った等あればコメントいただけると筆者は喜びます。