話を引き出したいときに大切な3つのこと(voicy2021/6/14)
聖徳太子さんが初めて日本に作った仏教のお寺、四天王寺さんでインタビューを収録しました。
そこで今回はインタビューをするときに大切なことについてお話します。
インタビューで一番大切なこと
と言っても、日常生活において皆さんがインタビューをしたり、されたりする機会はあまりないかもしれません。
ただ、日常会話において、人に質問をして相手から話を引き出すということ。
これはお友達との会話でも、あるいは仕事においても結構あるんじゃないかと思います。
さて、インタビューをする時に一番大切なことといえば何だと思いますか?
その方のことをもっと知りたいという思う気持ちです。
シンプルですよね。でもそうだと思いませんか?
なぜなら人は、目の前にいる人が自分の話を聞きたいと心から思ってくれていたらやっぱり嬉しくってついついいろんな話をしたくなっちゃうと思うんです。
もし、目の前にいる人が仕事だから仕方なく聞かなきゃいけない、という感じだったら、あまり話したくないなと思うと思います。
だからまずは、
あなたのことをもっと知りたいんです。聞かせてください。
っていうその相手への興味関心、これが一番大切だと思います。
相手のことを好きになる
でもそんな気持ち持てない、だって仕事だもんっていう場合もあるでしょう。
そういう場合は、その方のことを好きになることです。
え~!?どうやって~!??
と聞こえてきそうです😄
まずはその方のいいなって思うところを見つけてみる。
あとは、その方のどんなところでもいいので何かひとつ自分が心から興味関心を持てることを
探してみる。
というのはいかがでしょうか。
たとえば、私がラジオDJ時代にいろんなミュージシャンの方にインタビューさせていただいた中で、正直あまり自分の好みの音楽ではない場合もありました。
じゃあそういう場合にどうしたか。
その方の話を聞きたいという気持ちを、自分の中で大きくするために、その方のいろんな要素の中で本当に自分が興味を持っていることを探すんです。
なんでもいいんですよ。
CDジャケットの写真の衣装でもいい
タイトルの言葉でもいい
歌詞の中のワンフレーズでもいい
歌の中のこの音がなんか気になる!でもいい
その方の経歴とかでもいい
どんなことでもいいです。
ポイントは、本当に心からそう思っていることです。
頭で「こういうこと聞いた方がいいんじゃないかなぁ」と考えるのではなく
心から「うわぁ~!聴きたい~!!」って思う、そういう質問・ポイントを探してみる。
そうすると、その方に会うことがちょっと楽しみになってくるんじゃないかと思うんです😊
楽しみだったら、会えた瞬間自然な笑顔が出てきますよね。
そして質問も出てくる。
この一連の流れが、いい会話やインタビューに繋がっていくんじゃないかなって思います。
聞いてる人の心の声を想像する
あとは、一対一ではなく、その場に他にも聞いてる方がいらっしゃる場合は、
聞いてくださってる方がどんな気持ちかを想像するということが大切です。
たとえば、自分が何かを質問して、その方が答えてくださいます。
そのときに
「あ、この答え、たぶん聞いてる方々はいまこんな疑問が浮かんでるんじゃないかな」
というように、答えてくださった方がなにか使われた専門用語、それを自分はわかったとしても他の方がわからないかもしれないなって思ったらちょっと補足説明をする。
追加の質問をするというような、そういう想像力ですね。
そうすることで、複数人で話をしている時に全員が一つになって、その方の話を聞けるのではないかと思います。
まとめ
さあそこで、今日のトライアルです。
質問をしていろんな話を聞かせてほしいなあというその相手の方のことを知りたいな~!!っていう自分の中にある気持ち
ここにちょっと意識を向けて、自分がそういう風に感じてるんだなーっていうことを自分の中で再確認する。
ないわけではないと思います。
そういう気持ちは皆さんの中にあると思うので、それをぜひやってみてください。
その気持ちがちょっと少ないと感じた場合には、自分が心から興味を持てるポイント・質問を探してみる。
そして、さらに複数人でそういう場がある方は、聞いてくれている方にはインタビューに答えてくださる方のお話が、どう聞こえているかなと想像する。
これをやってみてください😉
四天王寺さんでのインタビューはこちら💁♂️
voicyのリンクはこちら💁♀️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?