モニターの向こうの憧れの選手が目の前に!―――タイに『dota2』というゲームの大会を観戦しに行った話
始めに。行く前は楽しめるか少し不安でした。
初めまして。ニシロウと申します。
先月タイにゲームの大会を観戦しに行ったのでそれのちょっとしたレポートを書かせて頂きます。
下手な文ですが少しでも大会観戦の面白さが伝わるとうれしいです。
行った大会はGESC Thailand Dota2 Minor。ほんとは中国とかの近場が良かったけど日にちが合うのがタイの大会だったのでそちらへ行くことにしました。
またいつか中国の大会も行ってみたいですね。(中国ではDota2の大会が多く開催されている。)
大会の名前に「Minor」とついている通り、規模は比較的大きくなく賞金総額は30万ドル。
さらにはタイという地理的要因もあってトップチームはそんなに出ていなかったです。
僕の好きなTNCってチームは地域予選の決勝で惜しくも敗退していたので出場することができず。
なので行く前は「強いとこそんなに出てないし、TNCもいないし楽しめるのかな?」って不安でしたけどそんなこと全くなかった。超楽しかったです。
1日目。愛されキャラのEternal Envy
日程は2日間。1日目が準々決勝で2日目が準決勝と決勝。
1日目。開場前から並んでいたので前の方の席を確保。
前の方座ると試合中の選手の様子とか見やすかったけどスクリーンはちょっと首を上げて見ないといけないから微妙だったかも。試合中とかずっとスクリーンしか見てないし。
観客は500人くらいいたのかな?後ろよく見てないので分からない。
席に座って試合開始を待っていると試合開始の前にスクリーンで選手たちがムエタイを体験している映像が流れる。
いろんな国や地域で大会をやるdota2ではよくあるのだけど、選手たちがその地方の食べ物を食べたり文化を体験するところを撮って試合開始前とかにPVとして流したりしている。
選手たちが体験しているところ。
そこに紛れ込むオタク。
もちろんこの人は選手で、Eternal Envyって名前。外見も中身も日本のオタクっぽいのでよくネタにされている。
その後もEnvyが映るたびにみんな笑ってました。
みんなEnvy好きなんだなあと思うと同時にここにはdota2好きな人しかいないんだなあという事が実感できて嬉しかったです。
(3枚の画像はGESCの公式Facebookより拝借しました。)
試合中はゲーム画面が巨大なスクリーンに映されていてそれで観戦する形になります。
サイドにもスクリーンがあって全員の所持アイテムとかのゲーム画面内では補えない情報が見える。
でも準備が不十分だったのか1日目はたいてい表示がバグっててあんまり機能していなかった。
ほかにも選手の表情も映っていて良かったです。
サイン会。憧れの選手が目の前に!
試合の合間にはサイン会もありました。中には選手と一緒に写真を撮ってもらっている人もいました。
僕はチキンなので緊張してそういうことは言い出せずサイン書いてもらうだけでした・・・。でも何とか僕は「せんきゅー」って言葉を振り絞ったらUNiVeRsEって選手が「well」って笑顔で返してくれました。
モニターの向こうの存在でしか無かった憧れのプロゲーマーが僕の目の前にいてしかも僕の言葉に返事をしてくれた。もうそれは凄い嬉しかったです。
サインを書いてもらったポスターは自室の机の隣に飾っていて今も励みになっています。
部屋に飾ってるポスター。
2日目。煽りはdotaの華?
2日目。疲れていたので途中から見に行きました。
会場についたら準決勝の2試合目が終わりかけでした。
この日は土曜日ということもあって前日よりもお客さんは多かったかな。
試合の方を見ていたら、ほぼ敗色濃厚なTeam Seacret側の選手が味方ユニットを攻撃するという意味のない行為をして煽りプレイしてた。
そしてチャットで「new meta」と発言。(日本語訳すると「新戦術」、「最近の流行り」みたいな意味かな)
それでもう会場は大盛り上がりでした。
プロが煽りプレイとかしていいの?って思うかもしれないけどこのゲームはそういったことには比較的寛容で許されている。(今だとプロの試合で倒した相手にゲーム内のチップを送って煽ったりとかはよく見る。まあしょっちゅうやられると僕もウンザリするけど)
決勝。
ほどなくして試合は終わって休憩の後、決勝が行われました。
決勝の組み合わせは中国の中堅チームKeen GamingとアメリカのVGJ.S。
VGJ.Sはロシア出身で人気も実力も高いプレーヤー、Resolut1onを加えてから初めての大会でした。
選手入場で客席の間を通って入場してくる演出が。
中央辺りの席に座っていた人は選手とハイタッチしていました。ずるい。
試合はVGJ.SがResolut1onの活躍で、中盤戦での圧倒的な強さを見せつけ2-0で完勝。
会場ではResoコールが巻き起こってました。
試合後に観客がステージ近くに集まってVGJ.Sの選手たちとハイタッチ。
僕もハイタッチしました。やったぜ。
みんな写真撮影とかしてて名残惜しいのか警備員さんに追われるようにして会場を出ました。
おわりに。ここまで読んでくれてありがとう!
残念ながら僕の文章力では楽しさが322分の1も伝わってないと思うので、興味持った方には是非オフラインの大会観戦行ってみてほしいですね。
まとめ?
・選手に近づける機会が多かった!
・オフライン大会超楽しいのでみんなも行ってみよう!。感想文も書いてくれると嬉しいな。
・下手な文だったけどここまで読んでくれてありがとう。
おわり。