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【赤裸々大人中学生女子】最悪すぎる人生にうんざり?
モデル/レンタル彼女PREMIUM/心理カウンセラー/結婚相談所助手/イラストレーター/西岡まゆ(@mayu_rkp)です。
「もう!最悪!」
1日に一度は口にしています。
私はめんどくさい系女子で、変な所プライドが高くて傷つきたくない性分なので、何かある度に「最悪」「最悪」「最悪」のオンパレードなんですよね。
こうしている間にも、網戸の隙間から部屋に蚊が入ってきて最悪。
あーもう!私ってかわいそー!
政治が悪いから最悪、税金高いから最悪、結婚できない最悪、上司に怒られて最悪、いい出会いがなくて最悪
世の中にはいくらでも「最悪」なことが溢れていて、その証拠に日本人の幸福度は先進国の中でも最下位といいます。
正直私と似たりよったりの人も多いと思うんですが、あなたはどうでしょう?
よく「1日の終わりに起きた出来事に感謝をして運気UP!」なんて意識高い系の本に書いてありますが
正直「うっせえわ!何に感謝しろって言うんだ」
「こちとら辛酸ベロベロしながら生きてるんだ!辛酸に感謝しろってか!?え!?」って腹立ってきません?
あれ、私がひねくれ者なだけ?
別に不幸自慢をしたいわけじゃないし、最悪なことなんてこれ以上起きて欲しくないのが本音だけど、そうやって生きているとどんどんかわいそうな自分ができあがって人生しんどくなりますよね。
月に一回ペースでお会いしているお客様のお話をしましょう。
彼は30代後半、お世辞にも高収入とは言えないようですが、つつましく身の丈にあった暮らしをしている模様。
聞けば複雑な家庭に育ち、酒を飲んで暴れる父と病弱な母、祖母に育てられた過去がありました。
「ぼくのおとうさん」というタイトルで正直に作文を書いたら、教師陣からこれはとても発表できない、とお蔵入りになった刺激的なエピソードもお持ち。
学校では勉強についていけず成績はいつもビリ、高校を卒業と同時に社会人になったようです。
「今ご家族は?」と聞いたところ、彼がまだ15歳の頃に母が他界、育ててくれた祖母も亡くなり、DVな父は音信不通、育った実家も今は解体され駐車場になっているとか・・・
つまり、彼はかなり若くして天涯孤独の身となったわけです。
若干17.18歳やそこらで後ろ盾ゼロですよ。30半ばで初めて地元を出た私、立つ瀬無し。
これだけ聞くと、どれだけ辛い思いをしたんだ・・・と、ドラマの一本もできあがってしまいそうです。そうね、主演は松坂桃李あたりかな。
しかし、彼が天才的なのはここから。
びっくりするほどそれを淡々と、なんならニコニコと私に話すのです。
とても穏やかで、いつも朗らか、健康的な印象でとっても爽やか~
私は最初「辛い経験を乗り越えて消化して、やっとここまできたんだな」と思っていました。
確かにそれも大いにある思うのですが、話を聞き進めていくに、彼は「これが僕の身に起きたこと。それ以上もそれ以下もない」と淡々と事実を事実として受け止めていただけだったのです。
だから自分のことを悲観することも一切なく、人のことも「この人は幸せだ」とか「この人はかわいそう」と言った先入観を持ちません。
これは間違ってる、正しい、みたいな価値観もおそらく殆ど意識していないようでした。
彼はもちろん人並み以上の苦労はあったと思いますが彼はそれを「不幸だ」と、自分をかわいそうにするための材料にしないで生きてきたってわけです。
さて、これを聞いてどう思うか・・・
確かに今の政治は最悪、税金も高くて最悪、いい出会いもなく上司に嫌味言われて最悪だけど
じゃあその最悪の先に何がある?きっと何でも無いこれまでと同じ日常が続いていくだけですよね。それってそんなに最悪かな?って思いません?
彼の経験と比べてどうこう思えってんじゃないですよ。
今の「最悪」は、自分の人生と相対してどれくらい最悪だったかな?逆にどれくらいマシかな?
そんな風に見れるようになってくると、だんだんと多少の「最悪」なことくらいでは揺れ動かされなくなってくるのだと思います。
このご時世なかなか難しいワザかもしれないけど、「最悪!」を経験値にして最強になるためのメソッドを一緒に開拓していけたらと思います。
※実際の許可を得て掲載しております。
ご協力ありがとうございました!これからもいろいろと、学び合いをしましょう!
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