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今年のゲイシャ、やばい
どうも、西尾珈琲です。
今回は今年のパナマゲイシャについて、ちょこっと触れようかと思います。
ちなみにサムネの写真は自家焙煎のブラジル豆でゲイシャは関係ありません。
値段がやばい!
何がやばいのって話ですが、結論から言うと生豆の値段がやばいです。
あまりにも高い!
円安やら海外のインフレやら色々要因はあるんでしょうが、本当に高額です。
特に皆さんが良く知っているであろうエスメラルダ農園のゲイシャはものすごい価格です……。
生豆が高いということは……
当然、コーヒー屋で買う時の価格もバカ高くなるでしょう。
生豆って仕入れ量でkg当たりの単価が結構変わるんですが、それにしたってこれほどの高額な豆を30kg、60kgで仕入れるにはキャッシュも必要になるわけでして……。
小規模なところは数kgだけの仕入れになったりするので、単価もがっつり上がるはずです。
いやはや、カフェで飲む際一杯いくらになるのやら……。
他のスペシャルティもどうなるかわからない
生豆の価格上昇はパナマのゲイシャだけに限らず、コモディティ・プレミアム・スペシャルティコーヒー全般で起こっています。
要はほとんどのコーヒーが値上がりを見せているわけです。
コーヒーに限らず多くの品目で値上げが行われている昨今ですが、実際に原材料が高騰している現場に直面すると、その値上がり方の凄さに度肝を抜かれてしまいます。
当店でも包装や配送方法の見直しなどを行って商品の価格を最大限抑えられるように改善しましたが、このまま仕入れ価格が上昇を続けるなら、どこかで値段の見直しを迫られる機会も訪れるでしょう。
もう手が届かない
すでに高いことで知られるパナマゲイシャですが、さらにその上限を突き破って、今後はよほど裕福でないと飲めないコーヒーになってしまうかもしれません。
いや、すでにそういうコーヒーになっている気がしなくもないですね……。