西海岸ヘルシーショップレポート #19
日本発・本格スムージーのリーディングブランド「F&P Smoothie」にも影響を与えた、海外200以上のショップリストからお届けする「西海岸ショップレポート」第19回。
今回は、ホノルルから、「Lanikai Juice」をレポートします!
#19 Lanikai Juice
in Honolulu
Lanikai (ラニカイ) とは、ハワイ語で「天国の海」の意味。
1997年に設立された Lanikai Juice は、ハワイ オアフ島の地元に根差し、
スムージー、フルーツボウル、コールドプレスジュースを提供する、ヘルスコンシャスなファストフードチェーンです。
カイルアに本店を置き、カハラ、ハレイワ、ワイキキ (ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ) 、カポレイ、カカアコと、オアフ島中心部〜西部に拠点を展開。
今回レポートするのは、ダイアモンドヘッドの北側麓町・カイムキから少し東に位置する、カハラ店です。
オアフ島の南岸を東西に走るフリーウェイ「H1」からすぐの場所にある Lanikai Juice Kahala は、ファサードにパーキングエリアを有し、地元に愛されるストリップモールのような店構え。
「ヘルスコンシャス」を標榜してはいるものの、その装いはとてもカジュアルで、ファストフード店ようなフレンドリーさを感じます。
入店すると、まず目に入るのは、充実した グラブアンドゴー (待たずにお持ち帰り) のラインナップ。
常温の大きな棚に加えて、クーラーもありますね。
グラブアンドゴー商品のいくつかは、ラニカイジュースのセントラルで製造されて各店に配送されているようです。
クランベリー、デーツなどのドライフルーツやオーツ麦をギュッと練り上げて焼き上げた小判状のお菓子。
これはオーツケーキと呼ばれています。
マフィン、オーガニックなドライフルーツのパック、冷蔵にはタピオカプリンもありますね。
スナックには、個人的に大注目していたケールチップスも並んでいます。
おっと、話が前後してしまいました!
そう、ここはスムージーのお店です。
メニュー表を見てみましょう。
スムージーカテゴリーは大きく、
オールドスクール 8種
ハワイアンスタイル 6種
の2つです。
OLD SCHOOL = 「古い学校」ではないですよ!
近い言葉で「CLASSIC」・・・古き良き、今も変わらない良いもの、という意味があります。
(F&Pの CLASSIC SMOOTHIES と同じですね)
そのほかのカテゴリーでは、
ジュース 8種
アサイースムージー/ボウル 4種
ピタヤスムージー/ボウル 2種
グルメボウル 3種
スムージーに追加できる EXTRA EXTRA も19種もあります!
(F&Pのブースターは22種ですが、19はかなり多いですね)
いずれも、バナナ、パイナップル、パパイヤ、グァバ、マンゴーなど、
ハワイならではのローカルなオーガニックフルーツがメインになっていますね。
さて、この旅でのリサーチクエスチョンは「トロピカルに仕上がったケールのスムージーの探究」でしたので、オーダーしたのはこちらの4種。
いずれもテイストが似通っていて、強い個性を感じたかというとそうでもなく、、期待のケールが活かしきれていたかというと、、
うーん、バナナの中に沈み込んで色だけはかろうじてグリーンなのかなーという、、
ボウルに関してはアサイーやピタヤ、
スムージーに関してはバナナ、パイナップルをチョイスする方がアタリなんだろうなーという、
やはりケールはこのお店のメインではないのかも、という印象を持ちました。
Lanikai Juiceは、オアフ島を足場としてそこから外へ進出することはせず、
地元のオーガニックな原料を使用し、地元の消費者に持続的に支持され、訴求するための品質や一貫性を追求しています。
そして、アメリカ最大のチェーンである Jamba Juice がアメリカ本土からオアフ島に上陸して数店舗を出店した今でも、ハワイでは全く見劣りをしない雄大なブランドとなりました。
ワイキキビーチには、ほかにもローカルなスムージー/ジュースショップがたくさん点在していますが、
地域とのつながりを大事に保ちながらチェーン展開を実現しているという意味で、Lanikai Juice は他店にない抜き出た存在感を感じさせるブランドです。
さて、そんな Lanikai Juice は、2023年9月に忽然と日本に出現し、吉祥寺店をオープンしました。
こちらも、ぜひ今後の動向に注目していきましょう。
今日はホノルルから、ローカルでカジュアルなスムージーチェーン
Lanikai Juice! おとどけしました〜
それでは、また次回のレポートでお会いしましょう。
Stay Healthy〜 🤙😉
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