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種子島の繁忙期
秋をすっと飛ばして真冬に突入した種子島からこんにちは、イチムーです。
気づけば2学期も残すところ数日。今年も残り1週間とは。はやすぎます。
そんな2学期は途中の記憶がないくらい怒涛の行事ラッシュでした。
その中の大きな行事について振り返りたいと思います。
9月は運動会。私の住む地区は小学校と地域の合同運動会なので、大人も参加します。全校生徒20人ゆえに子どもたちは出ずっぱり。そして親の私たちもまた、子どもの応援と自分の競技で出ずっぱりでした。
前の学校は全校生徒約900人。出番よりも待機の方が圧倒的に多く、やっと子の出番がきたとてミクロすぎてよく見えず、動画を撮っても他人の子にフォーカス…。見返して「誰?」となることはしばしばでした。
それに比べて地域の方々に見守られた全員主役級の運動会は、とても温かくて、撮影下手な親にも優しいものでした。
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10月は秋季大祭。例年、島内各地域でお祭りが開催されますが、私の住む地区でも郷土芸能の棒踊りと獅子舞が地域の神社に奉納されます。
年に一度の大舞台に向けて、演者の方々は夜ごと鍛錬を重ねます。
今年は天候不順により体育館での披露となりましたが、たくさんの方が来場し大盛況のうちに幕を閉じました。
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11月は市駅伝競走大会。地区対抗の本番に向けて選手は週2で練習し、海沿いの本番コースで2度の試走をこなして、いざ出陣。絶景をバックに小学生から大人までがタスキをつなぎました。何がすごいって、地域の方々によるサポートです。練習の指導から、試走時の送迎、栄養会(激励会)、反省会(打ち上げ)まで。手厚い支援にただ感謝するばかりでした。
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12月に入ってからも、持久走大会や遠征同行や門松づくりや草払いや忘年会などなど…。2学期はほぼ全休日を行事に捧げ、駆け抜けました!
踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損
種子島に来てから、この阿波踊りの歌い出しがよく頭に浮かびます。それは島の大人たちは傍観者ではなく当事者だと感じる場面が多いからだと思います。
つまり”大人も本気”ということ。
例えば移住前まで私にとって運動会は完全に子どものもので、大人の関心事と言えば場所取りとお弁当でした。でもここでの運動会は子どもも大人もベストを尽くすし、秋の大祭は伝統をつなぐ大人の誇りと気概であふれています。
本気の大人たちの姿はとても清々しくカッコよくて、その背中を見て育つ子どもたちの未来は明るいなと思えるのです。
一方、私の2学期の成果はというと、帯状疱疹→臀部損傷→ギックリ腰。順調に年齢を重ねていたことを思い知らされたのでした。
これから1年かけて体力増強を目指します!
本年も大変お世話になりありがとうございました。
皆さま、よいお年をお迎えください。
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