ダンス人口 - 多い?少ない?
日本のダンスをしている人口はどれくらいでしょう?
皆さんは考えた事ありますか?僕が自分なりに調べた結果
約250万人
です。すごい人数だと思いませんか?一部の営利団体は500万人と言いますがそれはさすがにありません。体感値なのでなんとも言えませんが、おそらく一度でもダンスを体験でもするとカウントしているのでしょうね?
私の計算の根拠は
大阪では
ダンススタジオ700×実際に稼働している生徒数100として7万人
(そのうちスタジオを掛け持つ人を差し引いて5万人とする)
公民館系2,000カ所×実際に稼働している生徒数30として6万人
学校の授業
(小中学校で70万人のうち授業の現代リズムダンスを40%で選択されたとしてざっくり25万人とする)
高校ダンス部でおよそ1万人
合計37万人
この37万人をダンス人口と純粋に捉えるのは完全に間違いですね。全米No.1ヒットのからくりと同じで自分を大きく見せようとするトリックです。このうち実際はほとんどがやめます。残るのはパレートの法則を当てはめても2:8で、多くみて10万人じゃないでしょうか
それを47都道府県をかけて東京は多いでしょうから水増して、島根は少ないですし割り引いて、300万人は体感的に多く・・・という感じで算出しました。おそらく時間をかければもう少し精度は上がると思います
さらにその中からまあまあ頑張ってやっているダンサーは
私の黄金比1:9でいくとたったの25万人ほど。さらに専業でやろうとしているダンサーは10%の2.5万人、さらに稼げてるダンサーは10%の2,500人、さらにサラリーマン程度の年収以上をしっかり得ているダンサーは10%の250人
くらいではないか?と推測します
各県に5~6人・・・
やばいですね
仕組みを早く作りたいところですね
ダンスのライトユーザーがお金を使う場所がない
(スタジオで月謝を払ったり、イベントに行っても無料で観れたりする)
買う物がない
(ゴルフのクラブのように◯◯モデルと銘打って売れるものがない)
というのがダンスのお金を稼げない原因です。お金を稼ぐには早くスポーツの枠に入るべきだと思います。しかしスポーツの枠に入るとそもそもが変わってしまう。しかしオリンピック競技の中にはそもそもそうじゃなかったのにスポーツ化した競技はいっぱいあります
文化の死か今生きているダンサーの生活か
難しいですね。ここの見解は様々でしょうが個人的にはこの業界で稼ぐには無理があるので楽しんでいくだけで良いと思っています
みんながダンスを出来る、成長出来る場を作ってLAのHOMELANDに2002年に大阪のオールドスクーラーみんなで行ってそこでICEMANのやり方に共感し、深夜練習会を2002年からずっとやってきて若手はかなりの数巣立っていきました
でも8,000万円を18年で失いました
(逸失利益含む)
若手からお金いっぱい取るのかわいそうでしたから。。。
死なないためにダンスがある
差別から、ストレスから逃げるためにある
見たこともない土地にアメリカンドリームを求め、言葉もわからない、友人もいない、そういう人たちが唯一クラブで同じ音楽の下に楽しめるダンス。これでなかなかお金儲けは出来なかったです
それでも楽しいっていうのは私も問題がある人間だからだと思います
個人的な意見はこんな感じなんですね。結局今はほとんどが就職していくじゃないですか?で、「昔は俺も踊ってたな〜もう今は体が動かんからダメだ」って。この会話がアメリカ人には理解出来ないんですよ。ってこれ自体が日本人には理解出来ないかもしれませんが
ダンスって
始めるとかやめるとかそういう類のものではないんです
気が向いた時に音楽とともに遊べば良いんです
そういう遊び方が日本人には合わないのは知っています
しかし、そういう気軽なものでおいておきませんか?
これ以上ダンスを窮屈にして楽しくないものにする必要はないと思います
バトルで負けて凹んでやめる
コンテストで負けて親にボロクソに怒られて嫌になる
振りを間違えて親に蹴られてた子もいます
(練習をサボっていて周りに迷惑をかけていたなどの理由があったかもしれませんが)
もうよくないですか?
お金を稼ぎたい人はしっかり仕組みを考える
楽しみたい人はただ遊ぶ
これだけダンスをする人が多いって素晴らしい事なんです
皆さんが今より少し考えることで良くなるかもしれませんね