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コミュニケーションを加速させるにあたって、音楽とお酒の親和性はやっぱり侮れないなぁと。

昨日は『スナック西村 at TOMBORI SHELTER』でございました。

6月に初めてやってみたんですが今回はそれ以来二度目の開催。
場所は前回同様、何かとお世話になっておりますトンボリシェルター。

今日はその時間の内容のレビューとか振り返りもそうなんですが、そこから付随して改めて感じた事とか得た事とか考えた事とか、そんな感じでいろいろ書いてみたいと思います。

その前にまずちょっとだけ余談。

昨日は12月15日だったわけですが、ちょうど一年前の12月15日の夜も僕は同じくトンボリシェルターで飲んでました。

昨年のこの日はミュージカル『えんとつ町のプペル』大阪公演の千穐楽だったわけで、その打ち上げが行われたのがトンボリシェルターだったわけで。


その時にオーナーの毛利さんといろいろお話しさせてもらって(大阪プペルも観てくださっていたので)、そこから毛利さんならびにトンボリシェルターという場所とガッツリお付き合いが始まって、昨日の夜もその線の上にあることを考えると、昨日あそこに足を踏み入れた時に「そうかあの夜からちょうど一年か〜」とさすがに少し感慨深くなりました(別に狙ったわけじゃなくて)。

というエモさみたいなものもありつつ(最近エモいってめっちゃ使ってしまうな)、改めて昨日のスナック西村。

前回同様に札止めの大盛況で誠に感謝なんでございますが、前回は初めてだったのでアレですが今回二度目をやったことで改めていろいろ実感したことや自負したことがあります。

まずこれは前回の時も思いましたが「コミュニティ×コミュニティ」から生まれるシナジーでコミュニケーションがどんどん加速していく素敵さ…みたいな部分(横文字多いな!)。

前回のスナック西村の振り返り記事の中で、こんなことを書いていました。

「○○きっかけで知った」の○○がけっこうバラバラなので、異文化コミュニケーションとまで書くとさすがに言い過ぎですが「コミュニティ×コミュニティ」の図式でどんどん輪が広がっていく可能性を改めて感じた一夜であったことは間違いありません。

同じようなことを昨夜も思ったわけで、やはりいろんなきっかけで僕を知ってくれた方が実に多様に集まっているわけですから合衆国感があるわけですね。

Aきっかけで僕を知ってくれた人とBきっかけで僕を知ってくれた人とCきっかけで僕を知ってくれた人…みたいな方々が同じテーブルで一緒に飲んでるわけですが、共通項は僕(のピアノ)が好きっていうだけで僕のピアノを聴いてきた状況は基本バラバラなわけであります。
(昨夜はついに「ティラ様から」って方もいらっしゃいました)

ここがおもしろいんですが、僕目当て(烏滸がましいですが)で来てくださった方々が集まっているのに、共通の話題になり得ないという変な状況からコミュニケーションがスタートするわけですね。

バンドから僕を知ってくれた方と、誰かしらのサポートから僕を知ってくれた方と、ティラ様から僕を知ってくれた方では「あの曲のピアノいいよね」とか「あのライブよかったよね」みたいな話題は基本成立しないわけですから(手広く追っている人ならともかく)。

なのですが前回も今回も最終的にはなんだかみんながみんな仲良しになっていたりします。

例えばこうとかああとか言い出したらキリがないんですが、ひとつだけピックアップするならばやはり「ピアノ」という存在は大きそうです。

それは僕のピアノとか関係なく存在としてのピアノ。

トンボリシェルターには電子ピアノが常設されてるわけですが(ちなみに常設のきっかけとして僕が来た時のためみたいな要素も若干あり!)、もちろん僕も弾くんですが参加者の皆さんが代わる代わる弾くって時間がけっこうあったりします。

それは別にライブとか演奏をみんなで聴くっていう大々的なことじゃなくて、ピアノ弾ける人がなんか好きな曲を弾いてて、数人がその周りを囲んでそのピアノを聴いたり一緒に歌ったり。

そしてその模様を遠巻きに眺めながらテーブルでお酒酌み交わして談笑している方々がいる。

で、その光景を僕は感慨深く眺めているといったところです。

『スナック西村』なんて大々的に自分の名前を冠していますけど、僕がこのイベントで一番自負心みたいなものを感じるのは前回も今回もああいう時間で、「自分の手を離れている」という言い方をするとちょっと偉そうかもしれませんし語弊があるのかもしれませんが、僕のことは関係なくその場で人と人の新たなコミュニケーションがどんどん生まれていく様があって、そのきっかけになれているというところが垣間見得た時に「開催してよかったなぁ」と一番思えたりします。

で、繰り返しになりますがその後押し要素として「ピアノ」という存在、もっと拡げて言うと「音楽」という存在はとっても偉大だなと思う次第です。

あの空気感は「ならでは」だと思っているところもあるので、一風変わったコンテンツとしてこれからも育んでいければいいなと思う今日この頃なのでありました。


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