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「noteからその人のファンになる」っていう動線を逆に辿ってみて改めて...

実は先日、とある方のnoteのメンバーシップに加入しました。

具体的なお名前は伏せますが、ものすごく大きい括りで言えばエンタメではあるものの、カテゴリーで言うと僕の仕事(音楽・クリエイティブ)とはかなり縁遠い分野の方なので、わざわざメンバーシップに加入してまでその方の発信を取りにいくほどインプット材料としては有力なものでもありません。

そして、その道では多少は著名な方ではあるようですし、僕もなんとなくお名前はSNSとかで見た事があるものの、パーソナル的な部分やワークス的な部分はほとんど存じておりません。
すなわち全くファンでもありません。失礼ながら。

なのですが結果的にメンバーシップに加入しました。
月額1,000円を超えてくるマガジンなのでサブスクリプションとしてはそれなりの購読で、上記の話を踏まえて考えるとなかなか突拍子もない話かと思います。

じゃあなんで?って話なんですが、本当にたまたまなんですがnoteそのものを開いた際の“今日のあなたに”というカテゴリーの記事一覧になんの前触れもなくその方のひとつの記事が現れて(一体どんなアルゴリズムが働いたのやら)、記事タイトルを見た時にちょっと面白そうだなと思ったのでポチッとしてみたわけで。
※記事タイトルって馬鹿にできないですね

その記事を冒頭から読み進めていて、普通に内容も文章の組み立てもとてもおもしろいと感じたんですが、いい感じのところで「ここから先は有料」となっていて、その記事を単体で買うかメンバーシップに入って全ての記事を読み放題とするかという選択を迫られます。

noteの伝統、途中まで無料ここから有料方式ですね。
(何気にメンバーシップを立ち上げた当初は僕もその手法をとっていました)

その方の記事をキャッチした取っ掛かりがそんな感じですから「なんだ有料か」って感じで一旦おいとましたんですが、ふと気になってその方のホームを覗きにいったら、どうやら毎日1本記事を上げてらっしゃる模様。

なんとなく気になったので他の記事も覗きにいくのですが、例に漏れずどの記事もいい感じのところで「------ここから先は------」の表示になるわけで。

ただ、どれもこれも導入としての無料部分だけでも実におもしろくて、ひとつひとつの記事をかじればかじるほど全部続きが読みたくなったわけで、気付けばメンバーシップをポチっていたのであります。

その方の日々の文章を途中まででは我慢出来ず余す事なく読みたくなったから加入したわけで、冒頭に書いた話を踏まえるとその方の元来のファンでもなければ(失礼)、その方の分野にも然して興味がなかったわけなので(失礼)、純粋にnoteのファンになったからダイレクト課金に踏み切ったという話であります。

そんなわけでせっかく加入したのだからということでいろいろ記事を読み漁る事になるわけですが、これがまあ実におもしろい。

日々のお仕事の時間の話があったり、それに準ずる話があったり、時にちょっと脇道逸れたライトな話題もあったり、はたまた哲学めいた話もあったり。

それらを読んでいくうちに、文章(への興味)という枠を超えて、その人となりに対する興味が湧くわけで、そうなるとどうなるかって自然とその方のメインのお仕事を観に行きたくなっちゃうわけであります。

こんな文章を日々綴っている人が、ご自身の畑でどんな表現活動をされているのだろうかという興味が沸々と湧いてくるわけで。
(多分そのうち観に行くのだろうと思います)

というところまで思い辿り着いた時にふと、そう言えば同じような流れで僕の畑(ライブ・イベント)に来てくれるようになった人が一定数居らっしゃる事を思い返したわけで。

この人のnoteおもしろいなってところから、まず日々の文章に興味を持っていただいて、その先に居る生身の僕にリーチが伸びて、ライブに来てくれるようになった人、人、人。

今回、自分が受け手として全く同じ動線を辿っている中で「なるほどこういうことか」と認識した次第です。
もう彼此2年近く書いてきて今更ながら。恥ずかしながら。

日々こうやって文章を綴るにはやはりそれなりに時間も割かないといけないわけで、そのためにあれこれ考える時間なんかも付随してくるわけなんですが、その時間を全てピアノのトレーニングだったりクリエイティブ云々、締め切りごと諸々に割いたらば、そっち側のクオリティがよりアップするのは物理的に当然であります。

でも今回の僕みたいにそういう辿り着き方をしてくれる人が一人、また一人と現れてくれるのであれば、やっぱりこうやって文字をポチポチやってる時間も(もちろん中身も)丁寧に積み重ねていかねばね…とそっち側の立場になって改めて感じた次第なのであります。

「毎日あれだけの質量を書き続けて本当すごいね」と現場で顔を合わせた方にたまに言っていただけます。

正直それなりに必死です。
それなりに必死って言い方は何か変な構文ですが。

だからこそ読んでくれて有難うございますと本気で思えるのです。

今日もお疲れ様です。



【追伸】
メンバーシップ「オンラインアトリエ」では無料記事とは別でメンバーシップ限定記事を毎日更新したり、1日1曲ピアノ演奏をアップしたりしております。
自分の作品創りのプロセス、最新の進捗状況(音源)の共有だったり日々の活動の中でのあれこれのかなりコアな部分を掘り下げてますので、よろしければ覗いてみてください。


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