
高橋伊久磨くん
高橋伊久磨くん。
たかはしいくまくん。
ミュージカル「えんとつ町のプペル」大阪公演の演出家。
元劇団四季の団員で現在は「一茶企画」という団体の代表を務めているらしい。
僕は彼が好きだ。
日々稽古場で僕みたいな口うるさい奴も含めて、各所からいろんな要望や提案やアイデアを聞き入れ消化し取りまとめ、自分が表現したいことに落とし込みながらクリエイティブに精を出している。
東京公演という前例がある中でどうしたって比べられてしまう中で、東京公演を超える最高のエンタメを届けようと日々奮闘している様は実に男らしく儚くも美しい。
それでいてシンプルにイケメンである。
イケメンといっても、イケメンイケメンしているような圧の強いイケメンではなくなんともちょうどいい柔らかいイケメンである。
そしてスタイルもいいしオシャレでもある。
非の打ち所のなさそうな演出家である。
強いて難点を挙げるとすれば…
稽古場でのイキったiPadの持ち方だろうか。

なんだかいつも"いけ好かない"持ち方をしている。

まるで「俺今めちゃくちゃ演出家やってます」と言わんばかりの持ち方である。
あれだけは遠目に見てて少し鼻につく。
….
これはただのイジりであります。
僕のことをよく知ってる方なら分かると思うんですが、僕はこういう面倒なイジりをちょこちょこ入れ込みます。
しかし彼は都度都度、真に受けます。
「まじっすか…」と超真顔でしっかり凹みます。
きっと今もこの文章を読んで凹んでるかムカついてるかしてそう。
嘘だよ。ごめんて。
ただのいじりだと分かると彼は大笑いする。
そして「関西人怖いわー」と言う。
(※僕は石川生まれ石川育ちである)
そういうピュアなところも良い。
本当に本当に面倒なのは高橋伊久磨の「伊久磨」が一発で出てこないあたりかもしれない。
実に面倒くさい。
こちらが辞書登録すればいいのかもしれないが、その一手間をかける気にもなかなかなれない。
しかしこの「伊久磨」という名前もかっこいい。
やはりトータルでナイスガイなのかもしれない。
そしてなぜ今僕が貴重な貴重な1日の記事をこうして彼に割いているのかも分からない。
辞書登録よりよっぽど手間がかかっている。
元々「えんとつ町のプペル」という作品愛が強い僕ではありますが、彼の演出プランを聞いていると本当にワクワクする。
昨日の冒頭でも触れた通り。
全ての歯車が噛み合ったら、そう全ての歯車が噛み合ってしまえばとてつもない作品になると思っている。
そういう気持ちの高まりに誘われるように今、おもむろにこうやってパソコンを叩いているのかもしれない。
高橋伊久磨の演出家キャリアの中でミュージカル「えんとつ町のプペル」が代表作のひとつになることを切に切に願っている。
そのために僕の立場でやれることは全部やろうと思う。
そんなことを書いていたら時を同じくして彼から何やら楽しそうなお誘いが来た。
実に気持ちが悪いタイミングの良さ。
やはり彼を信じ抜いてみようと思う。
そんなわけでミュージカル「えんとつ町のプペル」大阪公演のチケットは来週半ばくらいにチケットぴあにて1000席分再販売されます。
どうぞよろしくお願いします。
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