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「西野さんのおかげで地元にこんな人が居るんだって知れた」っていう同郷ならではの角度の感謝

昨年の震災を機に生まれた地元での出会いだったり生まれた交流、深まった親睦というのが存在したりしています。

避難所の時間を共にした方もそうですし、復興関連のイベントなんかに顔を出させてもらった先の関係各位だったり、スタッフさんやお客さんなどなど。

そしてそこで僕の存在を認知してくださった事を機に、日頃の僕の活動を追ってくださるようになった方も一定数居らっしゃるわけで、大変に感謝感謝なのであります。

今回割と長めに帰郷していたわけですが、行く先々でそういう方々とお話しする時間もあるわけで「note読んでますよ」とか「動画見ましたよ」みたいな言葉を頂く度に、嬉しいという気持ちや感謝と同時に背筋が伸びる部分もあります。

なんとなく「おらが町から生まれたピアニストが外(県外)で頑張ってる」みたいなものを目にして、そこにワクワクしたり、ともすれば多少なりとも誇って頂いてるような雰囲気も感じます。

そんな方々との会話の中で、時にハッとする気付きというか「なるほど〜」と思う事が潜んでいたりします。

「あれ?なんかこの記事読んだことあるかも?」と、ちょっと不思議な気持ちでここまで読み進めてくださった方が居たらすいません。

ここまでほぼほぼ昨日の通常記事のコピペです。
今日はその第二弾的な話なので。お許しください。

昨日は自分の背筋がしゃんとする金言的な話でしたが、今日は「なるほどそういう感謝の仕方があるんだねぇ…」とこくりこくりと頷いた話をひとつ紹介させてください。

端的に要約すると「キングコング西野さんのおかげで地元にこんな人が居るんだって知れたから、西野さんに感謝だわ」っていう話。

昨年の被災を受けて西野さん(並びにアシスタントのタケダさん)が僕のためにオンラインコンサートを企画してくださって、方々に発信してくださったのは記憶に新しいところ。

6月のコンサート当日には現地にも来てくださって、本当にいろいろお世話になったわけであります(感謝感謝大感謝!)。

西野さん(チーム)といろいろお仕事をさせていただいてるうちにちょこちょこ麻痺しそうになるのですが、よくよく考えたら普通に全国区の知名度があるバリバリの芸能人であります。

僕がプロのミュージシャンを志して大阪に出てきたのが2001年のこと。

その2001年というのは『はねるのトびら』がスタートした年であり、M-1グランプリの第1回が開催された年でもあって、家では割とまだテレビっ子だった当時の僕は、そんなに年が変わらないのにバッキバキに売れてるお二人を見て「すげーなー」とか言いながら己はアイスを食べてるような素人学生なのでありました。

その時からテレビの向こう側の人たちでありバリバリの芸能人だったわけですが、気付けば一緒にお仕事をさせていただく側になりました。縁とは不思議なもので。

ですが、地元石川(特に能登の方なんて)の多くの人からしたら、キングコング西野さんという存在は変わらぬテレビの向こう側の人であり、しっかりと芸能人・著名人であります。

だからこそ当然な話が、ピアニスト西村広文は存じなくてもキングコング西野亮廣は知ってますって人は、おらが町にも山のように居らっしゃるわけです(そりゃそうよ)。

その中には普通に西野さんのファンの方も居るし、西野さんの発信を何かしらキャッチされる方も居らっしゃるわけで、その西野さんが能登の震災関連の発信をされていたら、そりゃ地元の人たちは「おお!??」となるわけですね。

その先に西村広文という名前があって”七尾出身”のとか”能登で被災したピアニスト”という情報に辿り着くと「え?同じ地元の人?!」というリアクションに地元の人からしたら当然なるわけで。

その結果、うちらと同じ七尾出身でこうやって外(県外ね)で頑張ってる人が居るんだっていう発見があるわけで、とどのつまり前述した「キングコング西野さんのおかげで地元にこんな人が居るんだって知れたから、西野さんに感謝だわ」という話に辿り着くわけであります。

なるほどそういう角度の感謝かぁ…と。

こんなの完全に限られた地域の同郷の人ならではの感謝の種類ですから、なんだかとってもおもしろいなと思いました。

僕のことを元来応援してくれてる人だったり、昔からお付き合いがある仲間だったり、もちろん家族だったりが西野さんに感謝を抱くのは当然としても、僕のことを知らなかった人が「西野さんのおかげでこんな近いところにこんな人が居たんだと知れた」という感謝の角度は、やっぱりおもしろいなぁ。

なんかさっきから同じことを連続で書いてる気がしますが、それくらい「なるほどなぁ〜」と思った話です。

まあ、なので結果的に僕も改めて感謝させていただく所です。

「地元にこんな人が居ることを教えてくれて有難う」という地元の方の感謝と、「僕のことを知らない地元の人に僕のことを見つけるきっかけをくださって有難うございます」という僕の感謝と。

地元の方との縁を育んでくださって、西野さん有難うございます。
っていうピアノ弾きとしてはあんまり頻出しなさそうな角度の感謝。

なんてハンサムなお話の紹介でした。

以上です。


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西村広文 HirofumiNishimura
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