公務員が退職する話③
ずいぶん②との間が空いてしまいましたね。
②から現状までのことについて備忘録的に書いていきます。
②では、庶務課長にまで話を伝えて現在の直属の上司には言いづらいな~というところでしたが、9月頭に2人だけになってしかも時間が空くという奇跡のタイミングがあったので伝えてきました。
結果としてはとがめられることもなく、伝えられてよかったです。胸のつかえがとれました。
「市役所に戻りたい」と言われるのではと想定していたような感じでしたが、市役所も含めて公務員を辞めたいということか確認されました。
しかし、事情をお伝えしご迷惑をおかけすることをわびた際、「迷惑とかは君が気にする話ではないので、そんなことは全く考えなくていい。俺もどこかいい場所があればとっくに辞めてるんだけどな~」と言っていました。
皆やはり一度は転職とか考えるんですね笑
その後上司から出向先の長や副長へ話をしてくださり、事務的な部分についても話をしていくことができました。
市役所の方でも、10月に入ってから総務部長を交えて話をすることができました。その際にも「戻ってきたくなったらいつでも言ってくれ」という言葉をいただきましたが、総務部長もうすぐあなたも定年退職ですけどね!でも社交辞令でもなんでも、恨み言ではなくそう言ってもらえるのは何よりありがたいことでした。何度も、「辞めるの止めていいんだからな」と言ってくださったり。
個人的に伝えるのに一番苦労したのは、実の両親。心配かけまくってきたので、申し訳ない気持ちがあって、「辞めようかと思ってる」とは以前に言ったものの、今年度というのは次も決まっていない中でなかなか言い出せずにいました。
母にはたまたま電話で色々話している中で、もう今年度で、と話をしたら「よく〇〇ちゃん(妻)と話してね」と言われましたが、考えなおせとは言われませんでしたね。
父には実家へ薪を取りに行った際に珍しく2人で昼飯を食べ、その時これまた珍しく色々話をした際に今年度でと話をしました。なぜかうろ覚えですが、やはり私の妻とよく話をしてと言われた気がします。あとは孫が困らないようにと。
兎に角時間はかかりましたが、当面伝えるべき人にはおよそ伝えられたかなと思います。
4月以降についてはまだ何も決まっていませんが、こちらもちょっとだけ進展がありました。
市の尊敬する先輩に退職の意向を伝えたところ、どうやら人を探しているという事業所を紹介してくださることになりました。
市内で、ここ最近できた食品製造の会社で、社長はなんとイタリア人!製品のほとんどは輸出向けということでした。
そして人に困っているのは、そこの合同会社である農業法人の方らしく、そこに転職しないかという話でした。
正直農業という選択肢は全く考えていなかったのですが、なんだか考えていると相当興味を惹かれてきています。
理由は、
1今よりは健康になれそう
2現場作業は好き
3売り先は親会社なので困らない(親会社がつぶれたら困るが)
4色んなスキルが身について60以降も困らなそう
5経営的な部分も学べる?
6上記4,5から独立も視野に!?
7社長がイタリア人で輸出もしているから英語できるようになるかも??
8飽き性の自分でも長く続けられそう?
経営状況や労働環境など気になる点はたくさんありますが、まだできたばかりの会社(5年位)なのでどんどん良くなっていくかな?
懸念は、以前の記事で書いた「もっと世の中楽しくしたい」につながっていくか。
自己分析をしていくと、「応援」というのが割と惹かれるテーマで、本当はコンサル的な、起業支援とか経営コンサルが該当してくるのかと思ったのですが、さすがに何の経験もないのに40のおっさんを取ってくれるところもないですからね。
農業から応援につながるか・・・「こんな生き方もある」というのは発信できるかもしれませんね。
こんなことを考えていると、まだ何も話をしたわけではないのにもうその気になっている自分がいるのです。こわ
実際、近隣の求人でも事務か土木か工場か介護系かしか出ていないので、その中では抜群に興味は惹かれますね。
逆にどんな求人だったら興味を惹かれるのか・・・長くものづくりにも興味はあり、木工職人とかいいなぁとは思います。我が家のテーブルを作ってくれた職人さんは家具の他キッチンや造作もされるのですが、センスがいいんですよね。お住まいも素敵だし培ってきた美意識があるのでしょうか。当時から半年とか制作待ちの状況でした。
自分でもそういった美的センスのなさには自信があるので、難しいなとは思っていますが。
書いていて思いましたが、何をするにしても個人の資質を高めたいのであれば「美意識」は必要不可欠かもしれませんね。
ちょっと意識して深堀してみたいと思います。
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