エリザベス ギルバート「食べて、祈って、恋をして」
気になっていたこの小説をついに読みました。
離婚後 抑うつに悩まされ、ボロボロになった作者自身が旅に出て経験し、再生していったことをベースにした物語。
心の動きとか行動とか、、、現代の女性だったら共感するものがたくさんあるはずと思います。
深刻さを感じさせないほどユーモアたっぷりなので、スイスイ読めてしまいますが、
小説とは言え、、、ここまで自分をさらけ出すのはかなり勇気のいること。
けれどこれほどまでに深く自分にコミットしているからこそ、ベストセラーになり、映画化までされたのでしょう。
へたな心理学の本を読むより、深いところで納得するものがあります。
また、この小説を旅行記として読むのも面白いです。
食べて=ローマでの日々
祈って=インドのアシュラムでの日々
恋をして=バリ島での日々
視覚、味覚、聴覚、臭覚、がたっぷりと文章に刻み込まれていて、ほんとに現地に旅した気分になりました。
素晴らしい言葉や会話もたくさんあります。
。。東京も達成なのかな?
セックスではないことは確か(笑)
最後にブラジル人の恋人ができるのですが、そのくだりは、やっぱり西欧人は体力あるなーーとしみじみ感じました(笑)
私はちょっと、、あのバイタリティが苦手なんです。。
エリザベス・ギルバート、くせになる作家です。
この本の中にも占星術の話が何度か出てくるのですが、彼女はかに座
同じ水の星座として、共感するところがたくさんあるのかもしれません!
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