『友達』の定義って
『友達』の定義。それについて印象的な文章がある。
【午前0時に家に駆けつけた知人に、車のトランクに死体が積んである】と告白された時
『まずは話を聞こう』そう言えるかどうかが【友達か否か】
それがずっと愛読している河合隼雄の恩師が定義する『友達』の一例なんだそうだ。
ボクは僕自身の『友達』や『親友』という定義がまだ分からないでいる。
『親友』と定義された瞬間
あるいは『親友』と定義した途端
ボクは後々
『親友とはこうあるべきではないか?』
そんなプレッシャーに息苦しさを感じてしまう全く面倒な性格なのだ。
だからそんな【定義】はおっかないし、そこから派生した主義や主張が更におっかない。
それよりも
『この今、たまたま居合わせたこの人とこの一杯を旨いお酒にしよう』
そう思えるお手伝い空間が出来るならボクは最高に幸せだ。
たとえ銭湯帰りのミッキーマウスがボクの店に一杯やりに来ても
『なにしろこの場のハーモニーが最優先なのよ』とそっと耳打ちすると思うのだ。