![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64131922/rectangle_large_type_2_e1ccf887dcaaae19a6020bbe0dc3c119.png?width=1200)
槽場の美味しさに『のけぞる』
引っ越して10か月あまり。
結果から言えば、友達一人できずに横浜市民を終えることになった。
それはまるで通販した『今度こそ決してこびりつかない筈のフライパンが、すぐにこびりついたような虚しさ』だった。
下町が好きな僕にとって、この街は居心地の良い止まり木がなかったのかもしれない。
そうそう、居心地よい止まり木といえば今月初めに待望だった『槽場(ふなば)』に行くことができた。
久しぶりに、店長や料理長の料理を居心地のよいカウンター席で堪能できた。
そしてまたまた、その美味しさに僕は『何度となくのけぞった』のだった。
周囲に居合わせた方々も『押しなべてのけぞって』いらっしゃった。(実話です。)
槽場(ふなば)では、この『のけぞりイナバウアー現象』を『フナバウワー(槽場ウワー)』と呼ぶのだそうだ。
止まり木が、また一つ故郷にできて嬉しい気分だった。
(フナバウワーを言いたいが為に前回からここまで話を引っ張ってしまいました。ごめなさい。しかも、全然おもんないし。)