
マルちゃん 麻辣カレー台湾まぜそば:なんだか味もタイトルも情報量多い
タイトル画像:麻辣カレー台湾まぜそばのパッケージ写真
まず、
・麻辣=アジア風味、山椒の痺れ感
・カレー=汁なし麺2番手を狙う定番
・台湾=アジア風味に加え、ニラ+肉
・まぜそば=油そば系
ということがタイトルから読み取れます。
それに加えて、パッケージには、
Rakuten Ramenグランプリ2021-2022 〜あなたのいいねがカップ麺になる〜決定戦! これでもかと絡めたくなる部門 優勝 博多ラーメン 池めん 牧之原本店 監修:池田拓登
の文字が。これにより、上の情報に加えて、
・Rakutenがそんなことやってたの?
・RakutenとRamen似てるから?
・まだ2022年なんだけどこの年度?
・いいね、ってことはツイッター?あ、マークある!
・部門別にグランプリかがあるんだな
・え?博多ラーメンベース?絶対名古屋だと思ってた!
・池田さんとやらが、イケメンに引っ掛けたな?お、写真があるぞ!うん、イケメンだ。
・池田、とあるから当たりだ、きっとこの人が代表に違いない
がプラスされます。
味の方も、ちょっとこんな感じもしました。
かやくはやはり台湾
画像:中には粉末スープ、液体スープ、乾燥のニラと肉の具
ラーメン系で「台湾」と言えば、やはりニラ+ひき肉、で、これが乾燥具材。
あとは液体スープと粉末スープ。麺は5分戻しのかなりの太麺。
博多なのに?とここで疑問。
5分は守ったほうがいい
通常の「3分」「フライ麺」の場合は、2分行かないくらいで食べてもまあなんとか普通にいただけます。
しかし、ノンフライ麺、5分戻せと書いてある太麺、は時間を守らないと食べるのに苦労します。なので、今回きっちり5分。
画像:5分後に液体と粉末のスープを投入した写真
液体スープを先に。粉末を先に入れると、麺が粉でコーティングされて、混ぜにくくなります。
とはいえ、写真に残すので、混ぜないで上からどさどさ入れた状態。
ここで、液体スープに博多風の香りを感じず、液体で既にカレー風味。さらに粉末は写真のようにたっぷりカレー風。
混ぜるとさらにカレーワールド
もう最初に感じたニラの風味も、最初から薄めの博多風の香りもありません。
カレー。
さて、多少の疑問符を頭につけたまま、食べますと…
カレー、でもない。麻辣、の山椒風味もそんなに強くない。もちろん博多風味も感じない、台湾は時々感じる肉で思い出す程度。
なんか、全部の色を混ぜると灰色になる現象がありますが、それに似た感じ。
いろいろな要素を足しすぎて、何を作ってるんだか、という出来上がり。まさにパッケージの情報量のイメージ。
ただし。
要素は正しい。不味くなることはない。
きっとお店では美味しいものが食べられるんだろうなー。
インスタントならでは、のおいしさ
お店でいただくラーメンの美味さ、とは別に、「インスタントラーメン」の美味しさもあると思うのです。
インスタントコーヒーは、豆を挽いて入れるコーヒーとは別の飲み物として好きですが、そんなところ。
個人的にはその代表は、カップヌードルとカップヌードルカレーだと思ってます。
いい意味で、インスタントっぽいところがあり、
なので、この手の「リアルにあるやつ系」のカップ麺を作るときは、まずは「美味しいインスタントラーメン麺」を目指して欲しい。
そんなわけで、どれかを引き算すると、良い感じになる気がします。
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