ドライブする時にかけてはいけない危険な曲
自分は音楽が聴こえてくると、構造分析が頭の中で動き始め、他の作業が同時にできなくなります。
そんな変なことになった顛末を記事にしました↓
仕事で作曲を始めてからこの状態に。
なので、ドライブ中の音楽はそもそも危険。
でも、普通に音楽を聴く人でも、曲によってはドライブ中は危険な曲がある、という少々古い記事です。
ワルキューレの騎行
ここで、いわゆる危険を煽る系のロック系などが出るのかな〜と思ったら、ザ・クラシック。
フランシス・コッポラ監督の「地獄の黙示録」では、ヘリコプターの戦闘シーンに効果的に使われてました。
この『ワルキューレの騎行』。ワーグナーの楽劇 『ニーベルングの指輪』の第一夜楽劇の『ワルキューレ』。その第三幕の前奏曲。
コッポラの映画以外、テレビ番組などでも、それ風のシーンでも使われます。
基本はテンポとメリハリで興奮
この調査は、歌詞、社会的な背景、などをあまり考慮せず、テンポや音の構成など定量的なデータで判断しています。
学術的なアプローチ。
調査したのは、15年ほど前の、イギリスの自動車関連機関「RAC Foundation」。日本ではJAFにあたりますか。
記事によると
この曲のような60BPMを超えるテンポの楽曲を聴くと、心拍数と血圧が上がり興奮状態になるといわれている。。
クラシックの場合ゆっくりな曲調でも音数の多さや、クレッシェンドとデクレッシェドの反復によって興奮状態になるため事故を起こしやすくなる。
なるほどなるほど。
元々アドレナリンどはどば系
元々ワグナーは、当時ホルンをやってた自分にとって、他の曲で使う余力をまったく考慮しなくなるほど、アドレナリンが出る「かっけー!」タイプの曲をたくさん書いてます。
ベルリンフィルがジョン・ウィリアム氏を指揮者に迎え、彼の曲をやった時、最後の曲に「ダース・ベイダーのテーマ」を演奏。
ホルン奏者たちが「一週間死ぬぞ」と言われても「やりたい!」と直訴したそうですが、分かります。
レベルは違うけど!
ならば、背景まで考えたら?
その曲が何に使われていたか?歌詞の内容は?当時の社会背景は?
などなどの付帯情報を追加したら、また別の曲が上がってきそう。
そんなのを考えてみます。主観ですぞ。
①レースが頭の中で始まる
こらはもう。レースゲームですね。前の車を「敵」とか言い出したら危ない。
タイムアタックに燃えたタイトルなどの刷り込み具合はハンパないはずで、ドライブという安全第一のシーンでは危険な香りがします。
リッジレーサー、エフゼロなどを挙げてみましたが、私の知識が古いからです。もっとありそう。
ダメな例ですからね
②冒険が始まる
これは、北海道に住んでる友人から聞いた実話。
インディ・ジョーンズのテーマが、ひたすらまっすぐな道に似合うんだそうで。
しかもまっすぐな道とまっすぐな道が平原で直行してるところで、なぜか事故を起こす人が多い。
この手の曲は危険です。
他に、スターウォーズなども、ワルキューレの騎行並みに危なそう。
③思い出がありすぎる
これは人それぞれ。
曲と共にタイムワープして、あっちの世界に行ってしまうようなこと。これは避けねばなりません。
自分はこれ。あんときよー、こんなことやあんなことがよー、となってしまいます。
④ハイテンション
何かにつけて冷静に運転したいのですが、妙にテンションが上がる曲はこれも良くなさそう。
笑点のテーマのループ
ダメそうです。
このタイプ、関西人なら
吉本新喜劇オープニングループ
でしょう。これはいけません。
We are The Champions
あー、これも。なんか、変なところでブレーキ踏みそう。
⑤ローテンション
逆に低くなる系。
古い人なら森田童子。
生きていたってどうせ僕は…経験。ダメです!運転中はしっかり生きていて下さい!
まとめると
心乱しちゃいけない、って事ですね。
それにしてもリンクをみると、この記事が「運転中に読んではいけない記事」になってしまいました。
もちろん読むのはいけません。
人の命も預かる行為。みなさん安全運転でいきましょう!
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