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安定のペヤングさんから、企業風土を考える!ペヤングやきそばホルモン焼き風 味噌仕立て

タイトル画像:製品のパッケージ写真、黒字にオレンジの光でインパクト抜群!

寿命の短い汁なしカップ麺、ペヤングさんのまたまた不思議な製品です。

ホルモン焼き、じゃなくて、ホルモン焼き風。

焼いてくれたらいいのに。

さて、どんな味なんでしょう。

ペヤングに持ってるイメージ

他のメーカーは、色々考えて、色々試して、結果、あれこれやってから出して。

結果、あまり美味しい!とはならないことも。結局いじりすぎてなんだか良く分からなくなったりしたんだろうな、などと思うことはあります。

ペヤングは、思い付いたら作ってしまって出してしまって、それで美味しかったりそうでもなかったり。

結論から言うと今回の味はなんというか、よくわかんない感じなんですが、他のメーカーとの違いは、「あんまり考えてないし、あんまり試作してないでしょ」という、ペヤング流の勢いを感じるのです。

褒めてます

どんな会社も、何かの方針や方法で進む方向を決めます。

それが、一つのマーケティングの公式やデータだけなら、進む方向は同じになる。

でもそうならないのは、各社で方針や傾向や決定方法や得意・不得意が違うから。

この中で、企業の決定方法について書いた記事があります。

下のリンク:パナソニックについて書いた自分記事

ここでは、決定プロセスに、そのプロダクトのユーザーががっつり存在する可能性について言及してます。

そしてペヤング。

この面白い系の製品が統一感無く次々出てくるのに、きっとペヤング流の商品会議があるんじゃないかと想像してます。

或いは商品会議という名の、不思議な儀式か。

例えば、担当者が一発ギャグをプレゼン時に行います、面白ければ決定!とか。

そうでなければこのバリエーションは出てこない、という気がしてまして。

何をどうしてるか分かりませんが、きっと何かの独特な商品決定プロセスがあるはず。これをペヤング方式(仮)とします。

ペヤング方式(仮)には超利点があります。

それは、「一定の味の水準」が出にくい代わりに、「ものすごくバズる水準」の製品が出てくる可能性があること。

逆のメーカーがあり、名は伏せますが、どれもこれも及第点ではあるが面白くない、という理由で自分では買わないメーカー品もあるのです。

そんな中から出たヒット品

たぶん、こちらはそれにあたるかな、というものも。

下のリンク:激辛焼きそばのメーカーページ

出た当初、そんなに煽りもなく、「赤い」ペヤングでした。食べた時の衝撃は忘れられず、辛すぎて食べるのを躊躇したいのに、時間が経つと、もう一度確認のために食べていたのです。

絶対他のメーカーなら、「危険」と判断するレベル。

ペヤング方式(仮)の凄さを感じます。妄想なんですけどね。

一度でいいから見てみたい、ペヤング商品会議

そんな商品を連発して、場合によって凄い美味しいものができてもあっさり絶版にするペヤング。

何を目指してるのかわかりませんが、目が離せないことは確か。

普通にこの話題は、

・ペヤングアップルパイやきそば

みたいなキワモノの時に展開しがち。

そうではない。

普通の顔してたまたま誰もやってなかったものを普通に「たいしておいしくもなく」出す凄さを感じたので、今回書きまくってるわけです。

アップルパイなんて、どのメーカーも狙えばできます。だいたいそういう時は「話題になるでしょ?」という顔が透けて見える。

でも、ペヤングは違う。

そんなアップルパイを出す流れで、ホルモン焼き風焼きそば、普通うっかり作ったらおいしくなってしまう物を、この「微妙においしくもない」水準にして、企画する。

しかも売ってしまう、というところにある種の企業の芯の強さを感じてしまうのです。

エールを送ります!

世間なんて気にするな!ペヤングさん!

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にしけん
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