3品クッキング番外編:素材もチート!
タイトル画像:3品クッキングの強力な援軍、カブのイラスト
前回、3品クッキングの番外編として、調味料を紹介しました。
下のリンク:自分記事、調味料について
通常の調味料の話ではなく、少ない材料数で料理をする、というところでかなり飛ばし技も入れています。
さて!今回は素材。
こちらも単一性能ではない面が求められます。
今までのレシピでも使ってる有能な素材を語っていきます。
素材も複合
調味料のポイントは、複数の味成分が複合してること。これにより使う品目数が抑えられる訳です。
もちろん入手しやすいところで記事は固めてます。
素材も同じ。何かが複合。
少々調味料と違うのは、異なったパラメータの複合もある、ということ。具体的に説明します。
①素材がそもそも複合要素で構成
代表が、タイトル画像で使ったこちらです。
・カブ
根菜と葉物野菜が一つになっている、ハイブリッドな野菜。しかも安い。しかも一年中手に入る。そんでもって美味い。
緑の葉っぱの部分で一品、根菜部分で一品、というポテンシャルがありながら、素材としては一つ。選手2人分のパワーがあるのです。
どうしてもサッカーに例えてしまいます。
他には、ブロッコリーもそんな使い分けができます。さらに大根もまあ仲間みたいなものだし。他にも野菜類はありそうです。
インスタントラーメン、を中の麺とスープを含めてインスタントラーメン一つとカウントはしてませんが、野菜以外にもあります。
例えば、鶏肉を皮部分とそれ以外で使い分ける、など。
でも、カブはスーパーな選手。栄養、価格、入手のしやすさ、生も加熱もOK、というところで、ボランチからトップ下、ウイングまでできる選手、といった、監督として嬉しい選手です。
②素材+味
これも頼もしい味方です。
色々と思い出してみましょう。
・塩昆布
昆布の素材としての存在と、かなり使える塩味+旨味。これも一つで何役になるか。調味料代わりにも、アクセントにも。生食も加熱もいけるのも使いやすい素材。
・ベーコン
肉+塩味。さらに、結構な量の油。
これもそのままでも加熱でもいけるのも使いやすいポイント。この仲間にはソーセージ類もありますが、融通が利くという点ではベーコンの方が優秀です。
・なめ茸の瓶詰
これだけで白飯何杯でもいけますが、料理に使うのも便利なんです。なめ茸の食感+和風の濃いめの味付け。さらに、とろみがついているのもポイントで、これは他の食材をまとめるのにも役立ちます。
うまく前線とバックをつなぐボランチのようです。
・ツナ缶
こちらは、ツナ+少々の塩味+オイル(あるいはスープ)。個人的にはオイル漬けの方が使い勝手は良いのですが、水煮やスープ煮も、ちゃんと水分が素材として使えますので、こちらも出番は多くできます。
他にもありそうですが、次行ってみましょう。
③素材+食感
単に素材成分だけではなく、その食感や形態でポリバレントな性能を発揮するものもあります。
・チーズ
こちらは、チーズの味や塩味はもちろんですが、全体を覆う包容力。味だけでなく、とろみで料理をまとめる力もあります。
マガジンにもあるなんちゃってドリアは、まさにこのチーズの存在感が決め手。さらに、ピーマン肉詰め風も、3品とは思えない満足感。
下のリンク:なんちゃってドリアと、ピーマンとベーコンのチーズ焼きの記事
・なめ茸
2度目の登場ですが、こちらもとろみを活かせば、それも一つの要素。冷ややっこアレンジにもいい具合です。
また、温野菜にトロッとかけまわしてもそれだけで総菜に。
・缶スープ
こちらも2度目。3品の中には、ゆでることも含めて水分もカウントする厳しいルールを採用してます(自分のことなんでなんだっていいんだけど)。
そうすると、粉末ではなく缶スープになる。水分+スープ、という2つの要素が合体してる素材。さらに色々とバリエーションもありますので、使いやすくなります。
結局調味料と同じ「複合要素」が正義
素材も調味料も1品と数えるルールですので、やはり複合、というのは正義です。
調理法や調理器具も複合要素がありそう…次も記事にしてみます。