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大合奏バンドブラザーズは「楽器」である
ゲーム開発者として、色々なゲームに携わってきました。そんな自分が色んな意味で「引っかかった」ゲームを紹介していきます。
まずはこれ。ほとんどブログの方にまとめてますので、ここでは簡単に。
なぜ楽器だと言い切るのか?
楽器と非楽器の定義はなかなか難しい。
楽器は、
・自分の思う音を狙って出せる(技量で出ないことはある)
・自分の時間軸で音をコントロール
・同じことをすれば同じ音が出る
という条件があること。
と各種楽器の演奏経験がやたら豊富なエンジニアの端くれの自分が言い切ります。ランダム要素があるものは、なにか自分の中では「楽器」というカテゴリに思えないところがあるのです。
諸説あるとは思いますが、自分の意見。
上達曲線が楽器と同じ
上の要素に加え、実際の演奏の上達と、ほぼ同じような上達曲線を描きます。
ゲームだから上手くなるのは当たり前、と言われるかもしれませんが、その曲線が、音楽や楽器経験によって異なるところが、楽器であると言い切るもう一つの根拠。
バンブラの上達=演奏技術の上達
バンブラが楽器「風」ではなく、「楽器」という最大の理由はこれです。
間違いなくこの項目名の通り。いつの間にか、本物の音楽の合奏スキルが向上してしまうのです。
・時間軸のコントロールが身につく
・初見能力がどんどん向上する
これで楽器でなくてなんだ。
もちろん、本物の合奏には、さらに音量コントロール、音質コントロール、和声が重要なパートでは瞬時に和声のどこを担当しているかを見分ける、一定のリズムではなく指揮者やコンサートマスターの意図に合わせる、といった要素が加わりますので、完全ではありません。
でも、基礎は十分に身につきます。
任天堂が言い切る
『楽器の演奏が得意なひとはもちろん、これまで楽器に触れるチャンスが少なかったひとでも気軽に音楽の楽しさを実感できるハンディ楽器ソフトです』
出してる人が言ってるので、間違いないと思います。
これからも少しずつ元ゲーム開発者らしく、ゲームの話も書いていこうかな、と。
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