オンライン飲み会新種目:コンビニおつまみ500円選手権 O-20
ごタイトル画像:両側に商品がずらっと並んだコンビニの写真
パラリンピックに、ある種の縛りを付けたことによる競技性の向上、という側面を見出しました。
ルールによる競技公平性の確保
パラリンピックの選手は、運動能力の差がかなりあります。
みんな同じ事を同じようにやりましょう、という人間側の公平性を持ち込むと、運動能力が高い人が勝ちます。競技の公平性は無くなる。
そのため、運動能力に応じて、器具の使用やサポートの人の有無など、ルールを細かく作り替えています。
逆に、運動能力が同じとなれば、同じルールで競技を行う。
じゃんけんもしっかりルールを作るだけでかなり高度なゲーム性を持つのは、カイジという作品のゴールドじゃんけん、などでも実証されています。
そんじゃ、オンライン飲み会も、ルールを作って競技化してしまえ!という思考実験です。
オンライン飲み会で、プレゼン競技
目的はないけど、オンラインでなんか気楽に集まって飲もう!というのも楽しいのですが、せっかくの気付き、この飲み会に活かしてみましょう。
お酒は楽しい、と言いながら、実はおつまみの楽しさもあります。
経済的な状況、再現性、などを加味して、おつまみの妙を競う!という競技を想定して、これ!
俺のおつまみ最強理論を聞いてくれ!大会
です。
やはり、人それぞれこだわるところはあるでしょう。それをみんなでシェアすれば、勝ち負けで盛り上がりながら、新しい世界も広がりそうです。
ゲーミフィケーションです!これも!
競技にするので、ルールを作ってみました。
ルール1 リソースを限定する 500円以内
参加者の公平を期すために、おつまみに投入できる金額を税込み500円とします。
これにより、1メイクレースの状況を作ります。
さらに、何回もシリーズを楽しめるよう、上限金額も抑えめにします。また、スポット参戦もしやすくなる。
ルール2 プレゼン時間は2分
いかに自分はこのおつまみを選択するに至ったか、をしっかりと他の参加者にプレゼンをします。これも、多人数でも苦にならないよう、一人2分間以内、という時間を厳守。時間オーバーは減点。
ルール3 パクリ、かぶせ、はむしろ推奨
せっかくの集まり、何度も行いたいものです。
前回競技の結果を受け、それを発展することも推奨されます。真似しても、そこにひとひねり技を加えれば、それは高得点につながります。
体操競技も、ひねりを半回転加えただけで、月面宙返りが新月面宙返りと名付けられ、得点もアップ。真似しただろ、という人はいません。
シリーズ化していくごとに、発展していくことが予想されます。
ルール4 手間をかける場合は「ちょい足し」まで
ある意味、材料を買ってきて料理をしてしまえば、かなりバリエーションは広がりますが、料理の技量が差を広げてしまいます。でも、実際に味を全員に見てもらうこともできず、再現性も低い。
ここは、買ってきただけ、というものに加えて手を出して良いのは、「ちょい足し」止まり。
調理系も、電子レンジ・オーブントースター・フライパンでの加熱は許しますが、基本、放っておくだけ、という手間にとどめます。
調味料は、カラムマサラや八角などの特殊なものは参加者での取り決めとして、醤油や塩・砂糖、胡椒、味噌、ソース、などはアリ、とした方が楽しくなりそうです。ボーダーラインはごま油でしょうか。また、塩昆布を調味料とカウントするか、は決めてください。
ルール5 食べ物限定
どんな競技も、選手の安全確保は重要です。この競技においても、食品以外のものを持ち込むことは禁止とします。
唯一、参加者の合意によっては、ペット向けをどうするか、という問題はあります。公式協会としては、公式競技においては禁止、参加者間の同意と自己責任を徹底した状態であれば、参考記録としての実現であれば、止められるものではありません。
それっぽく作ってみました。
競技規則
第一条 法律の順守
全ての競技、参加者は参加する地域の法律に則り、競技を進行するものとする。年齢、購入制限、行動すべてにおいて、法律が最優先される。
第二条 酒の価格は採点に含めない
つまみに対する情熱、工夫、発見、プレゼンがこの競技の唯一の採点項目となる。酒類(ノンアルコール含む)、の価格は採点に反映しない。
第三条 見切り品の導入は競技者間の協議で決定
通常価格を下回る見切り品、処分品については、参加者の条件によって競技性が損なわれる恐れがある。参加者間の合意によってのみ、採用の可否を決めることができる。
第四条 実食の義務
競技者がプレゼンをする対象おつまみは、必ず全競技時間内に責任を持って競技者が食べきることを義務付ける。試技で食べきれない行為は、本競技の精神から最も重いペナルティを科される。
第五条 プレゼン時間の厳守
プレゼン時間の延長は、他の競技者の試技時間を消費する悪質な行為としてペナルティ対象となる。採点の中でも大きな減点項目になる。
第六条 採点
基本競技規則により、
・技術点
・芸術点
・オリジナリティ
・再現性
・プレゼン能力
を5点満点、合計25点を満点として採点を行うが、競技者間の合意により、採点項目や基準、加点条件等は随時変更してもよい。反則による減点はこの採点の下流で処理され、合計点により順位を決定する。
第七条 審判
本競技の精神により、専任の審判は置かず、相互の信頼に基づく進行を理想とする。試技の順番などの進行で進行担当を置くことは禁じられていない。
誰かやってみてー
脳内で展開してみても面白そうなので、誰かやってみていただいて記事にしていただくとうれしいです。いえ、友達が少ないんです。あと、飲まないんです(いつも酔っ払ってるような文章書いてますが)。