24時間弾き続けられる、かつての王者 0002:ピアノ
学生時代、アップライトピアノがひとつだけ入る小さな防音ブースがたくさんあるところに通ってました。
半地下で窓がないから、気が付いたら夜も明けていた、なんてこともしばしば。
そんなピアノ。今、演奏している人口は今どうなってるんだろう、と考えてしまいます。
かつて、いわゆる一億総中流階級と呼ばれた昭和の後半、ピアノは普通のご家庭の必需品的なポジションだったこともあります。そこから色々社会も変わってるし、どうなんだろう?
そんな変遷や、自分の勝手な思いをブログでまとめてみました。
衰退…してるよね?
人口減、電子ピアノの台頭、可処分時間の多様化による割り当て時間減少、経済問題、住宅問題、流行…
衰退というのか、社会の変化で当然と考えるのか。難しい問題です。なので、ここからnoteでは軽い話題にします。
それにしても名称問題。
ブログにも書きましたが、「ピアノ」って、音楽記号の「弱い」という意味。
本来「小さい音から大きい音まで音量変化がつけられるぜ!」という事でデビューしました。
なので、長い最初の名称の中に「ピアノ」と「フォルテ」が入っていましたが、略して「ピアノ」だけ残ったもの。
スコアにピアノのを指定するとき、「Pf」って書くのはその名残りです。
いまだに王様、いまだに新技法
随分前に誕生しても、その音域の広さ、和声もメロディも全部奏でられる、という総合的完成度の高さで、楽器ヒエラルキーではトップ部門に鎮座してます。
なのに、新たな表現がまた生まれる。ブログの方にも動画を上げてますが、日食なつこさん。
ポピュラーミュージックで最低必要なスリーピースのうち、ドラム以外を自分でやっちゃえ、という形式。
ずーっと死ぬまで
いろいろな趣味はありますが、ピアノは聴くのも演奏するのも天井らしきものは全く見えず、人類の発明の中では相当凄いもんなんだろう、と思います。
ちなみに。どの楽器も死ぬまで上達し続けますので、慌ててピアノに乗り換えなくても大丈夫です。
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