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旅からの帰宅

約2日ぶりのメダカ達は、想像以上に長らく会っていないような気分になった。それもそのはず、今までは1日3回餌やりで様子を見ていたのだから仕方がない。

2日ぶりのメダカは2日間餌を全くあげてあげていなかったはずなのに、なぜが少し艶が増した印象だった。これはもしや今まであげすぎだったのでは?と思うほど艶々しているように思い、涼しくなっていたので餌の回数を1〜2回にした。
ほとんどのメダカは元気そうだったが、一匹だけ明らかに痩せて体調が悪そうなメダカがいた。他のメダカに負けて餌も満足に食べられていなさそうだったため、早急に隔離して塩浴を行った。水槽のフチや水草の近くで漂っているだけのメダカは隔離をすると、少しずつではあるが、バケツの中を泳ぐ様子が見れた。
翌朝、そのメダカは亡くなってしまった。そのバケツの水を変える為に新しい水を汲んで、ベランダに運ぶ最中に家の中で水をぶちまけた。まさに泣きっ面に蜂である。

こうして何度も亡くなっていくメダカを見ていると、何だか変に悟ってくるものである。少しづつ涼しくなり、もうあっという間に冬眠になってしまうのかと思うと、彼らが無事に越冬できるように体力を付けてあげられるようにしたいものである。

約1ヶ月前は繁殖繁殖と言っていたが、中々厳しいようで未だに卵を見ていない。最近はこれは来シーズンに期待だな、と思い始めている。そして来春には今よりさらに大きなトロ箱引っ越し計画が立てられている。

こうして季節を共に巡る事が出来るのは幸せな事なのだ。今年の冬はどんな感じかな?来年の春はどうしようか?時間はあっという間にやって来るがその些細な変化をいつも感じていける事が楽しい。

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