にしはる

アーティスト/スリランカ在住/メダカとウーパールーパー飼い

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マガジン

  • スリランカの日々

    スリランカで過ごす日々を実直に更新していきます

  • アーティスト/田舎暮らしの日々

    アーティストが田舎で過ごす日々をnoteに綴ります。 アーティスト/演出家/メダカとウーパールーパー飼い/田舎暮し 紅茶と宝塚歌劇、ピンク色と紫色が好きな人間

  • キラキラ世界のできごと

    キラキラ世界→田舎暮らし→キラキラ世界と住む場所を転々とするアーティストの日常です。

  • 滞在制作 @埼玉

    埼玉県熊谷市での滞在制作時に執筆した記事です。

  • マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)

    MAWで執筆したnoteをまとめています。滞在場所は南伊豆。

最近の記事

大統領選直前の平日

9月18日 連休最終日の火曜日は、これから1週間どうなるのかな?と少しばかり不安になっていたももの、なんとかなるやろって思ってた。しかし、朝から今日の夕方に家の近くで大規模な選挙集会があると話を耳にする。 そういう日に限って自分が担当するphotoshop授業が始まったり、色々準備する予定があるもので、取り急ぎ関係各所と連絡を取り合いつつ、タスクをこなす。結局、そのまま午前中で仕事は切り上げることになり、午後からは自宅待機となった。 そういえば、教室にいた男子学生も「今日

    • スリランカの大統領選挙前の連休

      まもなくスリランカでは4年に一度の大統領選挙が行われる。8月頃から選挙関連のキャンペーンが街の至る所で開催されており、最近は夜に警察官が巡回している様子を見る機会が増えた。 最初は、日本の総裁選みたく「選挙かー」ぐらいの感覚でスリランカの大統領選挙も捉えていた。しかし、投票日が近付くにつれて、投票するためにガマ(地元)に帰る同僚や学生がいたりする。他にも、近くの大学でも暴動(喧嘩に近い)が起こったらしく、選挙が終わるまでは立ち入り禁止になったようだ。 こんな感じで色んな方面

      • スリランカの赤米を美味しく食べたい

        最近、コロンボにある中華スーパーでジャポニカ米みたいな中国大米を買って食べることが自分の中で流行っている。流行っているというか、最早これをスタンダードにしたいぐらい美味しいのだが、まだまだ冷蔵庫の中に現地スーパーで買った赤米が残っているし、1人暮らしだと米1キロを消費するのも意外と時間が掛かるので、しばらくは中国大米とスリランカ赤米のハイブリット生活になる予定だ。 スリランカでよく食べられているお米は主にインディカ米という種類のため、日本で食べられているジャポニカ米とは全く

        • 電球コードを自作する

          新居の寝室には嬉しいことにデスクがある。今まではベッドの上で作業してただけに、これはかなり嬉しい変化だ。 しかし、部屋の照明計画は寝室仕様のため、キッチンやリビングルームよりも照度は暗い。寝るための部屋としては素晴らしいが、デスク周りだけでも明るくしたい、そう思って電球コードを自作することにした。 Hardware shopに行く 自宅から少し歩いたタウンには、Hardware shopがゾロゾロあった。このHardware shopは日本でいうと個人経営の電気工具・金物

        大統領選直前の平日

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        記事

          新居で過ごす初めての週末

          昨日、新しいマットレスが来たこともあり、今までの軟軟マットレスとは打って変わって、ぐっすり眠ることが出来た。 引っ越しは意外と疲れるもので、先週は職場の昼休みに気付けば1時間寝てしまっていたぐらい、自分でも自らの疲労具合にビックリしたぐらいだ。 今までも週末になれば自分の部屋を軽く掃除していたので、新居でも変わらず箒とモップ掃除する。 私的には恐怖のエリアであるキッチン下の棚では、ゴキブリの卵を2つも見付けてしまった。「ああ、出たよ」と思いながら、ちり取りを使って早急に処理

          新居で過ごす初めての週末

          何ごとも上手くいかない。それがスリランカ。

          先日、大家さんと一緒に買いに行ったマットレスが今日自宅に届くらしい。 そもそも、スリランカの配達文化って日本よりは盛んではない。というのも、大体来る直前に「今から行くねー」みたいな感じで電話が来るからだ。そりゃ共働きで両親が働きに出てる家庭なら、受け取るのは難しいし、日本のような便利さは無い。 このマットレスも同様で、先週の日曜日に「1週間後に届ける」って言われたけど、いつ来るのかなー?と思っていたら、午前中に電話が掛かってきて「今日の13時に行くねー」と言われた。 な

          何ごとも上手くいかない。それがスリランカ。

          スリランカでの引っ越し -引っ越し作業編-

          家探し&荷造り編はこちら↓ いよいよ明日は引っ越しの日!と意気込み過ぎて、あまりぐっすりは眠れなかった昨夜。それでも引っ越し日をズラすことは出来ないので、スマホのアラームと同時にのそのそと起きる。 新居までは歩いて10分ほどの距離だが、意外と荷物が多かったことや、1人での引っ越し作業だったこともあり、Uberを使ってバンを呼んだ。 その後、10時には新居に到着出来るように、まとめた荷物を下の駐車場に下ろし始める。その時に、今まで一番お話していたセキュリティさんが通りがかっ

          スリランカでの引っ越し -引っ越し作業編-

          スリランカでの引っ越し -家探し&荷造り編-

          昨年の12月からスリランカ版超高級マンションでホームステイをしていた。しかし、現地のホストファミリーと生活をする中で、一人暮らししたいと思うようになった。 それから、かれこれ2ヶ月。ついに引っ越しすることになったので、家探し&荷造り編と新居に引っ越し編で分けて、書いていこうと思う。 というわけで、今回はスリランカでの家探し&荷造り編。 スリランカでの家探し スリランカでの家探しは本来、人の紹介で見付けるのが王道だ。しかし、今回の場合、ホストマザーと同じ職場だったことも

          スリランカでの引っ越し -家探し&荷造り編-

          癒しのヌワラエリヤ旅 -ヘリタンス ティーファクトリー編-

          ナヌオヤ駅からトゥクトゥクに乗って、約50分ほどでヘリタンス ティーファクトリーに到着した。ここは元々紅茶工場だった所をホテルに改装した場所で、一面を茶畑に囲まれたホテルとして有名な場所だ。 ホテルがある地域的にタミル人の方が多いからシンハラ語は通じないだろうと思っていたが、普通に通じたし、会話も出来た。前日にビビってホテル英会話のYoutube動画を見ていただけに、シンハラ語も出来るんだと、私は驚いていたら、一緒にいた人に「そりゃタミルの人は生きていくために必要だからね」

          癒しのヌワラエリヤ旅 -ヘリタンス ティーファクトリー編-

          癒しのヌワラエリヤ旅 -鉄道編-

          今回、1泊2日でヌワラエリヤにあるヘリタンス ティー ファクトリーに行くことになった。プライベートでヌワラエリヤに行くのは初めてだったので、せっかくならと思い、コロンボフォート駅から電車でヌワラエリヤに向うことにした。 スリランカのヌワラエリヤ、エッラ方面に行く鉄道は通称「紅茶鉄道」と呼ばれており、茶畑の中を進んでいく鉄道に乗りながら見る景色が最高だと言われている。そんな鉄道は現地人だけでなく観光客も多く利用するため、今ではネットでも座席の予約が出来たりもする。 しかし、私

          癒しのヌワラエリヤ旅 -鉄道編-

          プライドと憧れと

          スリランカは島国だからこそ、プライドが高い人が多いと言われている。実際に現地の人のプライドの高さについては、自分も生活したり、仕事をする上で感じ取ることが多いため、おおよそ本当のことなんだと思う。 それにスリランカの人は自国のものに誇りを持っている。だからこそ、サリーを着たら喜ぶし、バティックを着てても喜ぶし、キャンディアンダンスを踊ったら、キャーキャー言って喜ぶし、シンハラ語の歌を歌ったらめちゃくちゃ盛り上がる。 そんな現地人の反応を見ているからこそ、何かを選ぶ時に、基

          プライドと憧れと

          会話に対する瞬発力

          ここ数日、職場に日本人の団体が来ていた。ほとんどは中学生から大学生までの学生だが、中には付き添いで保護者の人もいて、その中にはシンハラ語が少し喋れる人もいた。 その人たちは基本的にはシンハラ語が喋れない人が殆どなのだが、ある人は「何度かスリランカには来てるのと、シンハラ語の勉強を普段からしているので…」と言って、要所要所でシンハラ語を話していたのだ。 そんな彼女の姿を見て、シンハラ語の知識とか文法とか、どれだけ日常的に使っているかも言語の習得としては大事なんだけど、ちゃんと

          会話に対する瞬発力

          オサリヤに初挑戦

          スリランカの民族衣装であるサリーは主に着方が2種類あって、インディアンスタイルとキャンディスタイル(オサリヤ)の2つが挙げられる。 キャンディスタイルでサリーを着る人が多い場所や、インディアンスタイルで着る人が多い場所など、地域やその人のルーツによって着方が分かれることもある。(もちろん好きに着ている人だっている) 私が住んでいるコロンボは基本的にインディアンスタイルでサリーを着ている人が多いため、私もスリランカに来てすぐはインディアンスタイルでサリーを着ていた。さらに、イ

          オサリヤに初挑戦

          サリーへの解像度が日に日に高くなる

          スリランカではよく「服装(見た目)で判断される」と言われることが多い。スリランカに来てすぐの頃は、毎日サリーを着ている同僚講師から「別に毎日サリーを着なくてもいいわよ」と言われていたこともあり、セレモニーがある日や、なんとなくサリーを着たい日だけ着ていた。しかし、ここ最近は同僚講師が言っていた「毎日サリーを着なくてもいいわよ」は単純に建前で、毎日サリーを着て来ることに越したことはないように思う。 というのも、7月から新学期が始まり、ICTクラスにも新しい生徒がやって来た。今

          サリーへの解像度が日に日に高くなる

          スリランカネームで初めて呼ばれた

          外国人にとって日本人の名前は覚えにくいこともあって、イングリッシュネーム(ニックネーム)を持つ人が多いと聞く。 私はスリランカに行く前にシンハラ語の先生から、自分の名前の漢字でもある「春」はシンハラ語で「ワサンタ」だと教えてもらった。そのこともあり、自己紹介では「ハルカって言いにくかったらワサンテと言ってね」とよく言っていた。(ワサンタは男性名らしく、女性名にするならワサンテになるらしい。ちなみにワサンタ・ワサンテはわりと古風な名前らしく、一度だけ「ワサンティーナはどうだ?

          スリランカネームで初めて呼ばれた

          スリランカで軟骨ピアスをあけた話

          前回、初めてスリランカでピアスをあけた時には「今度ピアスをあける時は絶対日本であける!」と決心していた。それなのに、私は2回目のピアッシングもスリランカでやってしまった。人間って本当に懲りない生き物だと思う。 なんでわざわざ2度目のピアッシングもスリランカで行ってしまったかというと、いくつか理由がある。 ①ちゃんと消毒してくれる+ファーストピアスがニッケルフリーのものを使ってくれるお店を見つけたから ②軟骨ピアスをあけるとなると、もはや今のタイミングでピアッシングするしか

          スリランカで軟骨ピアスをあけた話