在外選挙人登録は出国前にしよう

もうタイトルの通り「在外選挙人登録は出国前にしよう」だ。これはもう本当に教訓なので、敢えてnoteにも書こうと思う。

在外選挙人制度とは

仕事や留学などで海外に住んでいる人が、外国にいながら国政選挙に投票できる制度を「在外選挙制度」といい、これによる投票を「在外投票」といいます。在外投票ができるのは、日本国籍を持つ18歳以上の有権者で、在外選挙人名簿に登録され在外選挙人証を持っている人です。

https://www.soumu.go.jp/senkyo/netsenkyo.html

上の文章にもある通り、在外選挙人制度とは海外に住んている人が現地の在外公館を通して在外投票が出来る制度である。この制度は国政選挙に限った話ではあるが、スリランカ人にこの話をしたら「海外にいるのに、自分の国の選挙に投票出来るってすごい!スリランカは出来ないよ」と言われた。

出国前申請とは

本来、在外投票を行うには現地の在外公館で在外選挙人登録を行う必要がある。この在外選挙人登録は現地の領事館に在留届を出した後に登録出来るもので、登録には数ヶ月掛かる。(つまり、日本の選挙が公示されてから登録の申請を行っても間に合わないのだ)

しかし、ここ最近はそのタイムラグを解消出来る手立てとして、出国前申請が出来るようになった。これは、本来到着してから手続きをせねばならなかった所を、出国前にその申請が出来るので、現地到着後は在留届を出すだけで、在外選挙人登録が完了するのだ。

私も出国届を出す時に、現地に行っても出来るから大丈夫と思って出国前申請をしなかった。しかし、スリランカに行ってから在外選挙登録を行う手間と時間を考えると、日本にいる時に紙一枚書くほうがよっぽど楽だ。
その当時は、出国前のバタバタでそんなこと考えもしなかったが、やはり外国は日本とは違う別の煩わしさがある。

こうして私はみすみす選挙権を放棄してしまったのだが、せっかくの外国で日本の国政選挙に参加するという機会を逃してしまったことが、かなり悔しい。
本当に、出国前ってかなり準備に追われて忙しいと思うのだが、海外転出届と一緒に出国前申請も出そう。


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にしはる
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