スリランカは北部 ジャフナへ
スリランカにはシンハラ族、タミル族、イスラム族と複数の民族がいる。その中でも公用語として使われているシンハラ語、タミル語はシンハラ族、タミル族それぞれの言語であり、この2民族がスリランカでは多くの割合を占めている。
私が普段生活している首都のコロンボやゴールといった西と南の地域には人口の約7割を占めるシンハラ人が多く住んでいる。一方で、スリランカの北や東の地域にはヒンドゥー教を信仰し、タミル語を話すタミル人が多く住んでおり、人口の約2割を占めている。
私は先週、スリランカの東海岸の都市であるトリンコマリーに旅行に行った。そこで、普段見ているシンハラ人とは異なる文化圏に刺激を受けた。そして今週は何の巡り合わせか、職場の人達と北部のジャフナに行く。
トリンコマリーの記事はこちら↓
1日目
コロンボから北の街ジャフナまでは休憩無しのぶっ通しでも約8時間。長時間の移動になる為、朝の5時には職場の人達と一緒にバンに乗り込み、コロンボを出発する。
こうして、ジャフナに行くまでは何度かお茶休憩とご飯休憩を挟みつつ向かう。私は朝4時起きだったこともあり、最後の方はひたすら車内で寝ていた。あまりにもよく寝ていたみたいで、同行したスリランカ人には「ホンダタ ニディ(よく寝てる)」と言われる。
2日目
朝7時に朝ご飯を食べよう!と言って昨晩それぞれの部屋に行ったのに、朝6時から「ティーボム」と言われて起こされる。朝7時って言ったやんか、と思いつつも準備して朝イチのティーを飲む。
その後もズルズルとジャフナのマーケットに行ったりして、出発は11時を過ぎてしまった。昨日の様子をみる限り、23時に家に到着すれば良いところだろう。
昼食を取った後、残してしまったご飯をドライバーさんが全部集めて包んでいた。「あとで食べるの?」と聞くと「犬にあげる」と言っていた。
その後、車を走らせている最中に野犬を見付けたら、その犬に昼ごはんの残飯をあげていた。こういう所は流石スリランカ。
「早く帰らないと!!」と言うわりには、何回も停車するし、停車したら中々出発しないしで、家に到着したのは23時半を回ったところだった。
片道12時間以上の旅路は中々疲れたのか、次の日に私はお湯を沸かそうと思って、やかんを空焚きしてしまった。
まとめ
今回は職場の人達と行ったジャフナ旅だったこともたり、片道12時間で一泊二日の近年稀に見る超弾丸旅だった。
旅の感想として、第一に「疲れた」という言葉が出てきてしまうのは仕方がないとして、それでもシンハラ語がほぼ通じない文化圏で、いつもと違うご飯を食べるのは新鮮だった。
特に行きのお店で食べた出来立てのワデーや朝ご飯で食べたドーサはいつもの違うご飯だけにワクワクした。
今度は二泊三日以上の行程でゆっくりジャフナを旅して、タミル料理と観光地を沢山回りたい。