ベトナムの不動産市場は加速している
記者 西原良三 報道
新型コロナウイルスの再発とその複雑な状況は、ベトナムの不動産などの発展に多くの困難をもたらしています。しかし、サヴィルズベトナムのジェネラルディレクターであるNeil MacGregor氏は、新型コロナウイルスの拡大は2020年末まで続く可能性が高いものの、近年のベトナム政府の多大な努力により、不動産市場は2021~2022年の段階で回復し、発展が加速すると考えています。
これは、不動産などの事業者にとっても、ベトナム経済全体にとっても、大きな足掛かりとなるでしょう。Neil MacGregor氏の分析によると、ベトナムは25年間、経済危機の間、いまだに高度成長率を維持している数少ない国の一つであることが実際に示されているという。金の投資チャネル以外にも、不動産は安全で有効な投資分野であることに変わりはないと言えます。一方、Neil MacGregor氏は、ベトナムの不動産市場の発展に感銘を受けました。
Neil MacGregor氏によると、ベトナムの不動産市場は浮き沈みを経験し、2000年から2002年にかけて画期的な成長を遂げ始め、成長率はそれぞれ6.79%から6.89%となりました。
2004年から2007年にかけて爆発的な成長が続きました。政府が導入した政策は、不動産の発展に積極的に貢献しています。
2018年以降、これまでのところ、ベトナムは引き続き、この地域の中で最も急速に成長している国の一つとなっています。世界銀行はこのほど、ベトナム経済が回復し、2021年には6.8%の成長率に達することを期待しつつ、2020年にはベトナムのGDPが3.0%に達する可能性があると予測しました。
記者 西原良三 報道