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現代アートが難しいという話はもうやめにしよう

現代アートが難しいというお話よく聞きます。難しいということが良くないことであると自動的に受け取ってしまいますがそれが間違いであることをお話せねばなりません。

現代アートが難しい=わからないという構図は実は大きな間違いであることを説明いたしましょう。
まず、難しいということがネガティブなイメージでありとっつきにくいこともまたネガティブであるということを当然のように受け取りますが果たしてそうでしょうか。

現代アートが難しい。ではなく、現代アートが難しい、だから楽しい。とか、現代アートが難しい、だから魅力的だ。とか文章は続いていくものだととらえてみたらどうでしょうか。
あるいは逆に現代アートは簡単だ、だから深堀する必要はない。とか、現代アートは簡単だ、だからおもしろくない。といった考え方も存在します。

現代アートが難しい、だからわかりやすく説明したほうがいい。という考え方は、現代アートの魅力を削いでしまっている気がします。

人は困難を乗り越えるのが好きです。
もしも、例えば毎回確実に思い通りに飛ぶゴルフクラブがあったらどうでしょうか?きっと面白くなくて止めてしまうことでしょう。
難しいから楽しい。人間とはそういう生き物なのです。

現代アートが難しいという言い回しは、上げ膳据え膳の資本主義につかり過ぎた人の悲しい性質です。
わかりやすく感動しやすいものばかりを欲してきた結果、自ら喜びを見つけることができなくなったかわいそうな人たちなのです。

現代アートが難しい、だからおもしろい。
面白くなるまで頑張ってみたらいいと思いますよ。

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