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5. 充実した一日
2018/12/3 Dublin
今日から英語の語学学校へ行く。学校から「初日は8時半に来るように」と告げられている。アンジェラが用意してくれた朝ごはんを急いで食べ、8時に家を出た。
学校に到着したのは8時25分。受付で名前を告げると、ソファで待っているよう指示を受けた。そのうち新入学らしきひとが3人ぐらい集まってきた。ぼくを入れて計4人だ。
8時45分くらいに部屋を移動して、2組に分かれて担当者によるスピーキングのテストが行われた。
テストと言っても、「アイルランドに来た目的は?」「ダブリンを選んだ理由は?」「自分の国では何をやっているか?」といった簡単な英語の質問に答える感じ。かなり詰まりながらなんとかテストを終えると、「あなたはこっち」とビギナークラスへ連れられた。
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教室はごく狭く8畳くらい。壁際に小さな折り畳み机のついた椅子が並んでいて、空いた席へ座るよう言われる。すでにその日の授業は始まっていて、10名くらいがグラマー(文法)のレッスンを受けていた。
講師のひとの話すスピードがともかく速い。でもかなりキレイな発音らしく、ぼくにでもなんとか聞き取ることができる。テキストをみんなで見ながら、講師が質問をしてそれにみんな(もしくは当てられた一人)が答える感じ。
その授業を2時間やると、30分の休憩を挟んで今度はリスニングとスピーキングの授業が2時間あった。月曜から金曜まで、グラマー・リスニング・スピーキングの授業を毎日計4時間受けることになる。
ぼくは週25時間のコースを選択しているので、25×3=トータル75時間。多少は英語力がつくように思えてきた。
クラスメートの出身国も様々。トルコ、アルゼンチン、台湾、韓国、ブラジルなど。日本人がぼく以外にもうひとりいた。20代なかばくらいの女の子。特に話したりはしなかったが、心強く感じる。
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午前の授業が終わると、午後2時から新しく入学した人へ向け「ダブリンの街なか散策」というフリー科目があった。必須かと思って集合場所の1階ロビーへ行ってみると、参加者はぼくを入れて3人だけ。参加率は、その日入学した人の半分以下だったようだ。
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