一緒に暮らす猫のはなし
こんにちは
予告通り、今回は一緒に暮らしている猫のはなしを書いてみます。
名前は「小太郎」5歳になるのかな?雄の雑種キジトラです。
我が家に来る前は、保健所の檻の中でした。その前は知りません。
ウチの家では、元々私の母が家の周りに住み着いていた野良猫家族の内一番貧相な子を家に入れて飼って居たんですが、4年前に亡くなってしまいました。当時母は認知症が進行していて、寝たきりになるのも近いかと言う時でしたが、猫が亡くなった後、狭い家の中で亡くなった猫を探すんですね。
その猫は、母が認知症になってからも、寄り添うように過ごしていたので、その姿を今でも私は思い出すと涙が出ます。
流石に見かねて、母に猫もらって来ようか?と聞いたら、「居ったらうれしいよ」と言うので、保健所のWebサイトで観ると何匹も譲渡先募集中と出て居るではありませんか、早速保健所に出向いて見せて貰っていると、背後から鳴き声がするんです。呼ぶように・・・
振り向くと檻の隙間から前足を出して招くような仕草で呼ぶキジトラ猫が・・・
即、この子に決めました。わざわざ呼んでくれたような気がして、これぞ何かの縁だろうと思いました。
手続きとか若干時間がかかりましたが、無事連れて帰る事が出来ました。
母も喜んでくれましたが、もう前の猫の事を忘れていて、切ない気持ちにもなりました。
さて、家に帰って、ビビりまくる小太郎に少しずつ慣れて貰おうとおもちゃで釣ったりしながら心持ち気が緩んだところでトイレタイムになった所、
小太郎が用を足してる時に母が寝返りをうってトイレに接触し、絶叫と共に逃げる小太郎・・・それ以降母に懐くことはありませんでした。
その後母は、入院し他界する訳ですが、自宅で介護していた時のベッドなど返却してスッキリした部屋の中で、少し小太郎は母を探しているようにも見えましたが、秒で割り切れる羨ましい感覚の持ち主。流石は猫
ここから私と猫、2人きりの生活がスタート、コロナ禍の中、私の職場は集の半分以上は在宅も可能でしたので、小太郎にとっては良かったのか悪かったのか、飼い主にべったりの生活になる訳で、気まぐれ根性が更に加速するわけですよ。小太郎にとって普段から当たり前に飼い主が朝から晩まで居る生活。
そして、退職して更にべったりで再就職に不安を感じる程になっています。
飼い主である私も、小太郎の居ない暮らしは、考えられなくなってきました。人と猫は仲良く出来る事が良く解りました。
これからも、小太郎の話は書いていこうと思います。
長文になりましたが、今回はこの辺で
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