年末年始に読みたい本4選〜キャリアとコミュニケーションに効く本の処方箋〜
私は何か壁にぶつかると本を読みます。
自分が抱える悩みなど、先人たちが何かしら解決策を提示してくれていると思っているからです。
例えば、仕事でうまくいかなかった時、人間関係に悩んだ時、私は本屋さんに行きます。アンテナが立っているので、自分に今必要そうな本、気になるタイトルが目に入ります。それらを手に取り、ざっと目次に目を通します。そして、自分の欲しい答えが書いてありそうなものを選ぶのです。
もちろん、人に話を聞くことも大切にしています。話すことで頭の中が整理され、何につまづいているのか明確になることも多々あります。
でも、一人で悶々としてしまうこともありませんか??
そんな時には、ぜひ本を手に取って欲しいと思います。
ということで、今回は仕事に役立つビジネス書を本好き広報の西田が独断と偏見でご紹介します。
広報関連の本ではなく、仕事全般に役立った、人生の指針になった本を処方箋としてご紹介しますので、気になる項目から読んでみて下さい。
そういえば、最近読んだ2冊の本、タイトルもジャンルも違うのですが、同じことを言っていて驚きました。
様々なジャンルで同じように言われてること、共通項を見つけるとワクワクします。発見できた自分に「よくやった!」と褒めたくなり、他の人にも伝えたくなります。どの本だったかは後ほどご紹介します。
1. 今後のキャリアやそもそも自分は何をしたいんだっけ?と人生の目標を模索してる人へ。
LIFESHIFT
私がこの本に出会ったのは長男の育休から復帰した年2016年の10月です。
「60代で定年退職し、その後年金生活だとしても死ぬまでに40年近くあるのだから、3,40代で新たな挑戦をして自分の幅を広げて70代になっても社会との繋がりの中で稼ぎつつ余暇を楽しむのが良い」という趣旨のことが書かれています。
当時、転職を視野にFPを取得し、簿記の勉強をしていた私はこの本にとても背中を押された気がして、勇気をもらいました。
そして、2017年4月、当時まだ最初のプロダクトを企画中だったSasukeにジョインしたのです。
2. 仕事上のコミュニケーションをもっとスムーズにしたい人へ。【メンタル編】
『僕は明日もお客様に会いに行く』
仕事で営業的な仕事があり、「営業の技術」ではなく、どういう心持ちで取り組めば良いのか知りたくて、手に取りました。
お客様とのコミニュケーションに限らず、広報でも、社内メンバーや上司相手でも、プライベートでも、共通する根本的なことが書かれていました。
例えば、相手の立場に立って考えましょうとよく言われますが、相手の立場に立つってふわっとしてますよね?
具体的に何をすればよいのか。
それは、チューニングです。「相手の興味のある話をして、相手の考え方に合わせていく」(第10章より)ということ。
前提知識をお互いに持てるように、相手に興味を持って同じスタートラインに立つ。
そこから、相手と相対するのではなく、横に立ち伴走するスタンスで。
他にも色々と示唆に富んだ内容が物語で書かれていてとても読みやすい本です。
3.仕事上のコミュニケーションをもっとスムーズにしたい人へ。【伝える技術編】
今話題の『バナナの魅力を100文字で伝えてください』
この本、先ほど書いたチューニングについて、「脳内チューニング」として同じことが書かれていました。
こちらは、さらに具体的に
相手とゴールを共有
質問(相手の「脳の中のイメージ」を探る)
ホワイトボードなどで、見える化する
と書かれています。
すぐに実践できる伝え方を「伝わる構造」と「伝わる技術」の二段構えで伝授してくれます。
4.仕事上のコミュニケーションをもっとスムーズにしたい人へ。【物語編】
こちらはプロジェクトマネージャーを目指す人向けの本ですが、読み物として面白いです。どのようにしたら人に動いてもらえるかが分かりやすく書かれています。
Kindle Unlimitedなら無料で読めます。
以上、年末年始におすすめの本のご紹介でした!
もし、ご興味があれば、ぜひお手に取ってみて下さい。
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