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衛生管理者試験とSasukeの資格取得補助制度

2024年6月25日に第一種衛生管理者試験を受験しました。

50人以上になる事業場(営業所等)には、衛生管理者の選任義務があります。
Sasuke Financial Lab株式会社(以下、Sasuke)は、採用を加速しており、近々、東京本社の従業員数が50人以上になる見通しのため、人事担当である西田が資格を取得すべく、受験しました。

今回の受験にあたっては、会社の制度を最大限活用し、しっかりと対策をした上で受験できたと思いますので、Sasdukeの制度と併せてどのような対策をしたのか、ご紹介します。


受験した試験は?

衛生管理者試験には第一種と第二種があり、今回、私は第一種衛生管理者試験を受験しました。この試験に合格すると第一種衛生管理者の免許を取得できます。

過去5年平均の衛生管理者の合格率は、第一種で約45%、第二種で約52%(令和4年度試験では第一種で45.8%、第二種で51.4%)です。

第一種衛生管理者試験に合格するには、一般的には100時間程度の勉強時間が必要です。1日の勉強時間にもよりますが、4~6カ月前ぐらいから勉強を始めるといいでしょう。第二種衛生管理者試験の場合は、出題範囲がやや狭いこともあり、これよりも必要な時間は短いでしょう。

https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/75/column/column01.html

第一種と第二種の違いは有害業務に従事する従業員がいるかどうかで、有害業務がある場合は、第一種衛生管理者を選任する義務があります。

そのため、試験範囲には有害物質や有害業務に関する事項があります。

<衛生管理者(第一種・第二種)>
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。
 第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
 第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。
 主な職務は、労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などです。

https://www.exam.or.jp/exmn/H_shokai502.htmより

SasukeはIT、金融企業なので、第二種衛生管理者を選任することでよいのですが、せっかくは勉強するなら第一種を取りたいと思い、第一種衛生管理者試験の受験を決めました。

しかし、文系出身の私にはあまりにも馴染みがなく、「有機溶剤」や「特定化学物質」「局所排気装置」などと言われても全くイメージもできず、第一種にしたことを一時期非常に後悔しました。。。

そうは言っても、申し込んでしまってますし、50人目前ということで、落ちるわけにもいかないので、対策講座を受講させてもらうことにしました。

対策講座の受講(試験の1カ月前)

今回は会社として取得が必要な資格取得だったため、

  • 受講料は全額会社負担

  • 講座受講時間は勤務扱い

で受講させてもらえました。

講座は9:30〜17:00の二日間の集合研修形式の講座を申し込み。

講師の手書きメモ満載の試験によく出るところを中心に、どこが(誤り)の選択肢として出題されるか、など試験対策に特化した講座だったので、試験の勘所が分かり、その後何をどう勉強したら良いかよく分かりました。

また、馴染みのない有害業務に関する知識はテキストを読むだけでは頭に全く入らず、焦っていたのですが、講座で聴いていると頭に入ってきやす、ここも非常に助かった点です。

私が衛生管理者試験対策講座を受講した時の講師は、「水谷先生」だったのですが、過去問対策時、わからないことをSMSなどで質問できたり、電話で回答してもらえたりもし、非常にフォローが手厚く、日曜日の夜にSMSで質問したら、電話で回答してくれ、すぐに疑問が解消されたときはありがたかったです。

YouTubeの対策講座(試験1.5カ月前~2週間前)

会社で受けさせてもらった講座受講の前後では、YouTubeで「のぐちゃん先生の衛生管理者試験講座」も見ていました。

こちらは、語呂合わせやリズム、イメージで重要ポイントを暗記していくことを目的としており、移動時間や隙間時間、週末に何度もリピートしていました。

OneNoteで勉強内容を一元管理(対策講座受講以降~試験当日)

オフラインの対策講座の受講時は、ずーっとiPadと会社のPCからOneNoteに手書きメモを取っていました。

これが、過去問対策時に非常に役に立ちました。

講座で習ったこと、YouTubeで教わった語呂合わせ、暗記のためのイメージ画像のスクショなどを一つのノートにまとめていたため、間違えた問題はOneNoteのメモの該当箇所で復習し、メモしてないところは追記する、というフローが最も簡単に実現できました。

紙ベースのノートだと限られる空白も、OneNoteであればほぼ無限にあるため、追記や過去問のスクショを貼ることもスムーズでした。

また、microsoftのアカウントの同じIDでログインするとOneNoteをスマホやタブレットでもログインして、どのデバイスでも同じ内容を確認したり、行ったり来たりできる点も非常に便利でした。

こんな感じで、ひたすらまとめメモや出題箇所、暗記ポイント、語呂合わせなどをOneNoteに貯めていきました。

暗記用の対策本(試験2カ月前~2週間前)

試験対策に特化した講座とYouTubeは馴染みのない言葉に馴染むという点では非常に良かったのですが、私自身が構造化されたテキスト出ないと知識が整理できず、覚えづらいため、重要事項だけが記載されている暗記本も活用し、メモに追加していきました。


過去問(試験1カ月前~1週間前)

オフラインの対策講座でもらったテキストの後ろには過去問が10年分載っていたので、まずは最新のものから、満点が取れるまで解き直しをしながら進めることを講座の中で勧められていたため、その通りに取り組みました。

最初に解いた過去問は3時間の試験問題なのに、解くのに2晩ほどかかり、解き直しに3日もかかりました。

この時すでに試験前2ヶ月を切っていたので、この調子では、歯が立たないのでは、と愕然としたことをよく覚えています。

しかし、2回目となると知識が増強されているので、正答数も多くなり、2晩で解き直しまで終わらせることができ、3回目ともなると、問題を覚えているので、スピードも上がり、なんとか全問正解できる状態になりました。

こんな感じで過去問3〜4回分を解きながら、メモにドンドン追記し、苦手なところは自分でまとめ直し、隙間時間でYouTubeを観て対策を続けました。

超直前期

試験の3日前からは、X(旧Twitter)禁止にし、隙間時間の全てを過去問対策ができる過去問ドットコムに注ぎ込みました。

過去問ドットコムは無料で使え、アカウントを作ることで解答履歴が保存できるようになります。

また、分野別や実施回の選択、誤答から出題、ランダム出題などの機能が使える上に、解答を選ぶと下に答えと解説が表示されるため、知識の増強に繋がりました。

また、初見の問題はOneNoteにメモを追加するのもオンライン同士なのでスムーズだった点も良かったです。


試験当日

試験は13:30開始だったため、午前中は打ち合わせの1時間以外は勉強させてもらいました。

過去問ドットコムがまだ解き終わってなかったため、ただひたすら、過去問を解き続けていましたが、この時には見たことある問題が大半を占めていたたため、知識の定着がゴールでした。


試験結果【合格】

結果は7/2 9:30発表のため、まだ合否は分かりませんが、確信をもって答えられた問題が8割を超えていたので、よほどの勘違い連発かマークミスがない限りは大丈夫なんじゃないかなぁと思います。

無事、合格してました!点数は、通知書みたらわかるのかなー

振り返って

今回、かなり久しぶりの試験勉強でしたが、昔に比べてオンラインのサービスやツールが充実しており、自分自身もオンラインにかなり馴染んでいたので、効率的に勉強ができたように思います。
仕事をしているとなかなかまとまった時間の確保が難しいため、隙間時間を活用しなければならない社会人受験生にとっては勉強しやすい環境になったなぁと思いました!

Sasukeでは、私以外にも会社の資格取得補助制度を利用し、資格取得に励んでいるメンバーが多くいます。

自ら開拓、キャッチアップが求められる環境で自己成長したい方にはマッチしているのではないでしょうか。

少しでも興味をお持ちいただけたら、こちらからお気軽にご応募ください。
カジュアル面談も実施中なので、ご希望させる方は応募時に「カジュアル面談希望」と記載いただければと思います!

  


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