とあるサラリーマン投資家

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とあるサラリーマン投資家

株式投資が好きです。 ビジネスと投資の勉強になるコンテンツを作って役に立てればと思っています。 ※投資推奨はしません。 ※必ずご自身のご判断にてお願いします。 自己紹介 経歴:ファイナンスMBA、日本証券アナリスト協会認定アナリスト 投資家歴:約10年 投資対象:日米株

最近の記事

2024/6/12 FOMC FRBパウエル議長 プレスカンファレンスをわかりやすく訳してみた

世界経済や株式市場に大きな影響を持つFOMCというアメリカの政策金利などの金融政策を決める委員会の会見を毎度の如く関西弁でわかりやすくお届けしていこうと思います! おおきに。 うちらはアメリカ国民のために、最大の雇用と安定した物価の二つを達成するっていう"デュアルマンデート"っていう目標を達成することに集中しとる。過去2年間で、うちらの経済はこの両方の目標に向けてかなり進展してきたんや。 労働市場は、強い雇用増加と低い失業率で、バランスが取れてきとるわ。インフレは7%のピー

    • NVIDIA FY2025 1Q決算カンファレンス Q&A①

      NVIDIAの決算カンファレンスの質疑応答を関西弁でお伝えします。 まず第一弾です! 質問①新製品ブラックウェルの出荷についてステイシー・ラズゴン**(バーンスタイン社) こんにちは、みなさん。質問受けてくれてありがとう。最初の質問なんやけど、ブラックウェルが今フル生産に入ってるってコメントについて詳しく聞きたいんや。それがサンプリング段階を過ぎたってことは、出荷や納品のタイミングについて何を示唆しとるんや?もしそれが今生産中ってことなら、実際に顧客の手元に届くんはいつ頃な

      • NVIDIA決算 FY2025 1Q ② CEOコメント (関西弁でまとめてみた)

        個人的には、関西弁の場合、標準語より頭に残る性質があります。笑 それではジェンセン・ファン氏のコメントです。 おおきに、コレット。 業界は大きな変革を迎えてるんや。Q&Aを始める前に、この変革の重要性について少し説明させてな。次の産業革命が始まっとるで。 企業や国々がNVIDIAと提携して、数兆ドル規模の従来のデータセンターを加速コンピューティングにシフトし、新しいタイプのデータセンター、AIファクトリーを作り出して、人工知能という新しい商品を生産しようとしとるんや。

        • NVIDIA決算 FY2025 1Q ① CFOコメント (関西弁でまとめてみた)

          NVIDIAの決算をまとめようと思っているのですが、まずは決算会見のスピーチを関西弁で投稿します。まずはCFOのコレット・クレス氏のプレゼンです。 1.売上高第1四半期もまた記録的な結果やったわ。売上は260億ドルで、前の四半期から18%増えて、去年の同じ時期と比べて262%も増えて、うちらの予想の240億ドルを大きく上回ったんや。それじゃ説明していくで。 (1)データセンター事業 まずはデータセンターから始めるわな。データセンターの売上は226億ドルで、これも記録的で

        2024/6/12 FOMC FRBパウエル議長 プレスカンファレンスをわかりやすく訳してみた

          DocuSign FY2024 2Qをまとめてみた

          上半期はビジネス変革が力強く進展したとのこと。 イノベーションを加速させ、新機能を導入し、特に企業顧客から製品ロードマップに対する好意的なフィードバックを得た。 財務ハイライト売上高:6億8770万ドル(前年同期比11%増) 内、サブスクリプション収入:6億6,940万ドル(前年同期比11%増) 内、プロフェッショナル・サービス収入:1830万ドル(前年同期比8%増) 請求高(Billing):7億1,120万ドル(前年同期比10%増) GAAP売上総利益率:79%(前

          DocuSign FY2024 2Qをまとめてみた

          DocuSignの新サービスをまとめてみた①(WEBフォーム)

          docusignの決算説明会(カンファレンスコール)でも言及されたサービスをまとめてみた。 契約を結んだり、様々なサービスに申し込む時には、ユーザーが個人情報を入力することになる。 しかし、75%以上の人が使いづらいと感じフォームの入力を中断し、30%近くがセキュリティ上の懸念から放棄している。 いまだに契約書や申込書などはPDFが主流で、他システムとの連携が難しい。 また、フォームを作る側の企業のほうも、ノーコードで簡単に作成できるフォームを求めている。 Doc

          DocuSignの新サービスをまとめてみた①(WEBフォーム)

          情報革命企業”ソフトバンク”にの決算を分析してみた(業績編、2022年度迄)

          さて、ソフトバンクの業績について、決算短信や有価証券報告書、IR資料などをもとに分析していきます。 1.損益計算書(連結)それでは、まずは会社の数値を見ていきます。2022年度の売上高は5.9兆円、営業利益は約1兆円という業績でした。この数字だけ見ると、非常に好調に見えますが、実はPayPayを子会社化したことに伴う再測定益(営業利益+2,948億円)が発生しています。それがなければ、実質は前年度対比△約2,000億円の減益となっています。一言で言えば、その要因は”携帯料金

          情報革命企業”ソフトバンク”にの決算を分析してみた(業績編、2022年度迄)

          NVIDIAの決算をまとめてみたFY2024 2Q

          1.第2四半期決算の概要・売上高:135億1,000万ドル(前四半期比+88%、前年同期比+101%)  会社の事前予想の売上高110億ドルを大きく上回った。 ・一株あたり純利益(EPS)※:$2.48 (前四半期比+202%、前年同期比+854%) 売上高の8割近くを占める主力のデータセンター事業が大幅に伸びたことが要因。 また、好決算に加えて、追加で250億ドルの自社株買いを承認したとのこと。 2.データセンター事業(主力)売上高:103 億 2,000 万ドル (

          NVIDIAの決算をまとめてみたFY2024 2Q

          ”情報革命企業”ソフトバンク株式会社について詳しくなる(歴史編)

          高配当銘柄として有名なソフトバンク株式会社(ビジョンファンドなどで世間を賑わせている方ではなく、日本の通信キャリアの方)について分析していきたいと思います。 ※この記事は投資推奨を行うものではありません。あくまで私が自分の思考を整理する過程の生成物を共有するものです。 1.どれくらい”高配当”か配当についてですが2022年度は、100株あたり年間86円(予定)、利回り5.89%となっています。また”減配しない”方針であることが記されています。 また、配当だけでなく自己株式の

          ”情報革命企業”ソフトバンク株式会社について詳しくなる(歴史編)

          Docusignについて詳しくなる(事業編)

          初めまして、匿名個人投資家と申します。本稿では「世界一のe-signature (電子契約)ソリューション」企業であるDocusignについてまとめていきます。 単に契約を電子化するだけではないビジネスの深みをみていきます! それでは早速記事に入っていきましょう! ※私のモチベーションの為に、「スキ」を押していただけると嬉しいです! 1.事業概要一言で言えば、「契約」の前後を「電子的」に管理するサービス。 企業の場合、紙ベースで契約を結ぶには、 ①商談や稟議を経て契約

          ¥100

          Docusignについて詳しくなる(事業編)