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売上は単価か数かのどっちで攻める?


売上を伸ばす


売上を上げろ、売上が必要、売上を伸ばせ、と言ってもどうしたらいいかわからない経営者は多いと思います。
売上を伸ばさないと赤字になる、お金がなくなる、それはわかっています。どうすればいいのでしょうか?

売上を分解する


当たりまえですが、売上は単価×数です。売上を分解するのです。それでどちらを中心に攻めるかを考える。
では自分の会社は単価を中心に攻めるのか?それとも数を中心に攻めるのか?
中小企業は資源が少ないので全てできるわけではない。
どっちを中心に攻めるかを考えた方がいいです。。

自分の会社はどっちで攻めるべきか?

自社はどちらを中心に攻めるべきか?
事業構造によって違ってきます。大きく考えると粗利率で考えます。

粗利率が低い会社(原価率が高い会社)

粗利率が低い会社は数はたくさんあるはずです。
粗利率が低い会社が数が少なければ会社が回っておりません。
その事業を考えなければなりません。
辞め時です。粗利率の低い会社は数がたくさんあるはずなので単価を意識です。
特に卸売や建設は粗利率は低いが量や数はたくさんあります。

売上が1年で3億円。粗利が30%(原価率70%)とします。
単価を5%だけ意識して上げると1500万の利益が発生します。
粗利率が低い会社は単価を意識すると利益、資金が増加します。

粗利率が高い会社(原価率が低い会社)

粗利率の高い会社は多少高くても購入していただいてるはずです。
もし購入して頂いていない、ほぼ購入していただいていないなら、少なすぎて商売にならないなら、その事業、商品、サービスを辞めるかどうか検討すべきです。
粗利率の高い会社は数です。を重視します。
取引先の数、新規の数、量の数、取り扱い商品の数、とりあえず数や量です。
粗利率が高いので、何でもいいので数さえ増やせば利益は大きくなります。
粗利率が高い会社で絶対にやってはいけないのは、単価を下げることです。
数や量は増えるかもしれませんが、その分作業量が多くなるだけです。





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