【レース予想】ローズS 2024
◎クイーンズウォーク
考察で挙げていた3点を満たす馬。
①末脚が発揮できる馬
②ロングスパートができる馬
③スローからのよーいドンに強い馬
①デビューからの3走はすべて上がり最速。
②33~34秒台をコンスタントに使える
③スローまたはミドルペースの後方から強い競馬ができる
オークスの時点で難しいかな、と思った馬だけれど、改めて見返してみると終盤までは強い競馬ができていた。
ただオークス自体が相当なハイペースだったのもあり、離れた先団でもそれなりのペースではあった。とはいえ最後は力尽きてしまい、完全なスタミナタイプという訳でもなさそうだった。
その内容と過去の3勝を見なおしで合致した結論が「1000m60秒くらいのペース」かつ「2400mは長い」ということ。
それを考えると、飛ばすタイプの逃げ馬が少なく、スローになりやすい中京コースは最もマッチするのでは？と考えた。
牝馬のキズナ産駒らしく、長い直線でパワー適性が求められるのはちょうどよいのではと思っている。
将来的に距離を伸ばすのかは微妙で、個人的には来年のクイーンSでもう一度狙うイメージまでを持っている。
舞台設定含め、今年で最も狙う状況が整っているのだろうと推察している。
ちょっと雨だけは不安だが・・・こればかりはやってみないとわからない。
そして鞍上は中京の鬼である川田J。内枠を引いたのであればエスコートもしやすいだろうし、過去2走はスタートも出ているので、良いポジションを取れるだろうと期待している。
馬の適性からマッチするスローかつ末脚が求められる舞台であり、鞍上のエスコートにも期待できる状況とみて、軸はこの馬から勝負。
〇ラヴァンダ
距離的にはかなりギリギリと思っているが、内を使えそう、かつBコース替わりで内が有利とみて評価を上げた。
枠の並びも良く、内側にいる逃げ馬レディーヴァリューについていき内の２～３番手を取れると強い競馬が期待できる。展開は選ぶが、展開さえかみ合えばパフォーマンスは期待できる。
中京2000mはシルバーステート産駒、鞍上、調教師の回収率が良いのもある。少し主場からずれた中京の舞台であれば、一発もあるとみた。
▲レガレイラ
枠と無理すべきでない立場であることから控えめの評価にしたが、牡馬相手に五分以上のレースをしてきた実績は高く評価したい。無理のないレースをしても勝ち切る可能性まであると思っている。
ただ、初輸送もあり、中京はBコース変わりで馬場が内有利の傾向もあるので、それを覆してまで勝利できるか・・・には疑問が残った。
先行する話も少しあるので、もし有馬記念のスターズオンアースのような競馬ができれば、相当強い内容で勝つ可能性もあるが・・・オッズ妙味を考えると。
△タガノエルピーダ
前走さえ度外視すれば、能力の高さはレースから見て取れる。朝日杯3着は伊達じゃないと思っている。
気になるのは鞍上が変わってしまったこと。難しい馬という話もあるので、団野Jだと狙いやすかったが・・・（幸Jが不安というわけでは全くないですよ！）
△ラビットアイ
雨が降って差し展開になれば面白いタイプを抑えで。
フラワーCはミアネーロと0.2差かつ通った場所の差分とみれば重賞の着内があってもおかしくない実力はある。
まだ底を見せていないエピファネイア産駒は基本的に警戒したい。
☆セキトバイースト
距離延長が未知だが、デクラレーションオブウォー産駒の芝2000mの成績は良く、血統的にはいけるのではと思っている。
前目で勝負できればしぶとい脚を使えるタイプだし、桜花賞も前目で粘って大負けしなかったのは評価できる。マイル戦を主に使ってきているが、スピードで一気に出し切るタイプでもないので、経済コースを回れば持ってもおかしくないとみている。
半分くらいは、自分の感覚的なところでの評価にはなるが・・・まだ狙ってみる。
消：フレミングフープ
前走のパフォーマンスは高かったが、同じレースを重賞でやっても勝てるのか？とは疑問に思っている。
平場かつ小頭数のため勝ち方は鮮やかではあったが、馬自体のコントロールがおぼつかない中で、休み明けから4戦目かつ中3週とハードなのも気になる。レースや調教からもコントロールの難しさは感じており・・・過程に不安が残る。
買わない：オーロラエックス
ちょっと判断がつかないが、点数が増えすぎてしまうのがある。レースを見るとズブい面もあり、初の左回りで走れるのかは気になる。本気で走っていないだけで、相手強化したら走れる可能性もあるので難しいが・・・
迷っているが買わない：カニキュル
未知の要素が増えたので迷ったが、迷うなら点数は減らそうと判断した。
雨と重い馬場に加えての輸送で、どこか機嫌を損ねた場合に、それでも勝てるメンバーレベルかと言われると、過去イチであるのは間違いないのが気がかり。