【レース予想】京都金杯 2024

◎コレペティトール

考察の3点を満たしている馬

①4~6歳の馬
②1~4枠の馬
③上がりが出ない馬場でも対応可能な馬

①4歳
②1枠
③勝利したレースの上がりはすべて34秒台

内枠の利を活かして戦える爆発力のある馬を考えていたところ、白羽の矢が立った。
内枠を活かせる鞍上である岩田康Jも含めて魅力的である。

今回のレースは逃げ先行馬が多いのもあり、ある程度流れる展開になると思っている。
そうなると、馬郡がばらけてハイペースになった中、内枠から追い込んでくる差し馬が来た場合、展開が向いてくるのではないか。

ジャスタウェイ産駒自体も右回り、なるべく平坦コースを得意としているので、未経験である京都に変わるのは悪くないと思う。
人気こそしていないが、過去走を見ると1回の7着を除くと、すべて掲示板内にも入っている。実は人気以上に安定感がある。
それが前走人気のせいで今回も注目度が低いなら買いだろう。

元町Sもレベルの低いレースではないので、ステップとしては好感がもてる。

人気妙味がある気づかれてない穴馬であり、展開と枠を含めて活かせる部隊が整ったところから、軸はこの馬から勝負。

○セッション

先行馬がつくる厳しいペースの中でも粘れる実力を持っていて、距離短縮はプラスに働く。
逃げても粘ってもよいタイプなので、極端な展開を好む馬が多い中、ある程度の走りを期待できる1頭として考えやすかった。
枠は偶数がよかったかな、とは思うが、展開を選べる中枠は悪くはないだろう。

▲アルナシーム

古馬になってパフォーマンスを上げてきたモーリス産駒はきちんと狙いたい。
やはり筋肉質になってきたところで、距離短縮になることはプラスだろう。1800mで前目につけられるので、1600mで流れに乗って勝負できるところはプラスに働くと見ている。
継続騎乗でありG3では期待できる鮫島克Jである点も良いと見ている。
妙味で見ると、人気するが走ってくれないので進んで買うのはなぁ・・・とは思うが、無視できないと思う。

△タイムトゥヘヴン

前回はあがり最速で5着と、状態自体は悪くない。
どこかで一発穴をあける末脚特化型が、逃げ先行馬の多いレースに出走できると考えると、展開利に期待できるので抑える。

△アンドヴァラナウト

調教ではよく走っているし、右回りに変わるのは悪くない。
クラブ馬であり、おそらくこれが最終レースになるだろう。
エアファンディタの回避があった流れではあるが、ただ引退するだけの馬に武豊は乗らないだろう。
調教時計自体も悪くない。メンバーレベルと人気を考えたら抑える価値を感じる。

☆マテンロウオリオン

ブリンカーと鞍上スイッチによる影響で、まさにピンかパーかの期待を持てる一頭。
おそらく先行すると思うので、流れに乗れれば実力的にはワンパンチあっておかしくない。馬自体まだ枯れていないし、京都のマイラーズCではそこそこ走れている。
右回りのG3ならば一発ないだろうか。

消：ドーブネ

2連勝中だが、どちらも緩い流れでの逃げ切り。
自分でレースが作れれば強いが、それ以外の展開では未知な部分が多すぎる。
その状況で58.5kはかなり背負った印象。もうすこし逃げるのが楽なメンバーで戦いたいところ。
ディープ産駒の重斤量である点も気になる。ここは人気するならば見送る。

買わない：トゥードジボン

逃げ馬ではあるが出方が読めない。行った行ったで終わればよいが、メンバー、頭数、鞍上の考えからも、スロー逃げで先団だけ残る展開にはなりにくいだろう。
ならば人気する逃げ馬は嫌ってみようかと思う。